恵泉女学園大学 人文学部・ありす（英語コミュニケーション学科）のDVD日記／9月

こんにちは！今朝、ニュースで流行語大賞予想を聞いて、「じぇ！」が気になっちゃったありすです！遅ればせながら、意味を調べてみたところ、こんな面白い事が。

じぇじぇじぇ！…驚いた時に使う方言
jejeje…スペイン語で、へへへや（笑）に相当するもの。類語に、jajaja（ハハハ）やjuajuaも。

まさに、じぇ！もjeje!も当てはまっちゃうのが、今日のウディ・アレンの映画。
“あらゆる幸せは、全て束の間。だから、うまくいくなら何でもアリ。”
というラストの言葉通り、アレンの脳内パラダイスの産物・コメディです。
元天才物理学者のボリスと家出少女メロディを中心にまわる話ながら、急に話がコロっと変わって、じぇ！
そして、ボリスが、私たち観衆に話しかけてきちゃって、じぇじぇ！
その様子を見ていた子供とその親が
「ママ！あの人ひとりで喋ってるよ！」「シッ。見ちゃいけません。」jejeje！

じぇjeな事、面白い事、楽しい事って、映画にも、日常生活にもいっぱいありますね！そんな事に改めて気が付いた日記、始めてからイイこと尽くしでした！
そして何より、書いた日記を「読んでるよ！」って言って頂けるのが、とっても嬉しかった。本当に感謝です。読んで下さった皆様、ありがとうございました！　With Love

Sinchronisity（シンクロニシティ）…説明のつかない偶然の一致。ユング心理に基づくユーモアの一種。
私は最近、自分と全く同じ名前を1日に2回も見ました。別段、珍しい名前ではないながら、フルネームの一致なんて、今まで20年間1度もなかったのに。
世の中には、偶然では片づけられない不思議な一致があるものです。
例えば、とても有名なのは、リンカーンとJ.F.ケネディの一致。年代が全く異なる2人の偉大な大統領は、多くの100年ギャップがあります。
リンカーンの初当選は1846年で、ケネディは100年後の1946年、他にも大統領に選出された年、副大統領の名前と生まれ年、暗殺の容疑者の生まれ年は全て100年違い。他にも、秘書の名前や子供など、枚挙に暇のない偶然一致っぷりです。
このシンクロニシティをモチーフに作られた映画が、『ライフ・オブ・パイ～トラと漂流した277日～』です。主人公の少年、パイがシマウマ、オランウータン、ハイエナ、そしてベンガルトラの“リチャード・パーカー”と漂流する事になって…というのが表向きの紹介ですが、ファンタジーや冒険ものだと思うなかれ。のほほんと観てしまった私が、本当の物語に気が付いたのは、ラスト15分。アッ！と思ったら終わってしましました。
「そもそもトラと277日も漂流って、おかしくない？」と思ったあなたは正しい。そんな奇跡って…。
ちなみに、パイはあのπの意味。家族、友達…必ず誰かと一緒に観て下さい！

こんにちは♪すっかり秋めいてきましたね！読書も恋しい季節です。
そこで先日、友人の夏至子（仮）と池袋のジュンク堂に行ってきました！初訪問だったのですが、9Ｆの原書のコーナーで、中国語、韓国語、フランス語などのペーパーブックを発見！久々に知的好奇心なるものに火がつき、新しい言語に取り組んでみようかなって。
この気持ちが冷めないうちに手を打たなきゃと、今日は友人宅で新海外ドラマシリーズ『曹操』を中国語で鑑賞してきました。
三国志演義ではヒール役の曹操ですが、幼児期は養子であることを理由に疎ましがられ育つなど、苦労や取り巻く環境も掘り下げて作られており、斬新です。
結局、肝心の中国語は、基本的な文法が分かんない+音速すぎ+ストーリーに夢中になって、うやむやになりましたが、楽しかった！
三国志は、理想的なリーダーのタイプ別の例えとしても使われるそうですね♪
曹操…義理がたい一方、冷酷で豪快。圧倒的カリスマ
孫権…表だった活躍はないが、細く長く生き抜くリーダー
劉備…物静かで、卓越した才能の持ち主達に好かれるコミュ力の天才
うーん…理想は劉備？かな。みなさんは、どのタイプですか？

どの監督の映画が好き？
結論、いいものは全部すき。でも、ウディ・アレン作品がやっぱり好き。
今日の映画は、そのアレン作『恋のロンドン狂騒曲』！内容は、老夫婦のヘレナとアルフィ、娘のサリーと夫のロイ、ロンドンに住む夫婦たちが、4人4色の新しい人生を模索するお話です。シニカルな現実を少し誇張した、滑稽な戯画色がたっぷりで、
4人とも、淡々と続く単調な毎日に辟易
　　　　　　↓
自分に都合のいい変化を新しい恋人に求め、邁進
　　　　　　↓
4人中1人しか事態が好転しない
という顛末です。4人の中で1番妄信的な占い信者キャラのみが、新しい人生を歩みだすところが、ちょっぴり意外なウディテイスト。恋愛が題材ではありますが、芯は人生論のよう。原題も恋愛要素ナシです。マクベスからの引用“It is a tale, told by an idiot, full of sound and fury, signifying nothing.（人生は空騒ぎ、意味などない）”で始まり終わるのも印象的でした。
そういうわけで、Watch out!パートナーと楽しむロマンス映画じゃないよん！
好きな監督作でチャージ全開！今日は、高校生の方と沢山お会いします！るんルン♪

“Who would have thought a girl from Japan can make a movie about Jewish senior citizens and actually recieve this award?（日本から来たフツウの女の子が年配のユダヤ人市民の映画を作り、こん賞を授賞するなんて、誰が思ったでしょう？）”
この聴衆の関心をグッと惹きつける一文は、日本人の伊比恵子さんが1998年短編ドキュメンタリーアカデミー賞を授章されたスピーチの一言目です。
先日の通訳論の講義で取り上げられたこのスピーチは、この一文の他、extremely gratefulやextra special special thank you!など凄くストレートな感謝の言葉も印象的で、これは絶対作品を観なきゃ！と、教授からお借りしました。
内容は、パーソナルズという即興劇を作るのに尽力するシニアのユダヤ人の方々を追いかけ、その死生観についてを語ってもらうもの。終始ユーモア巧みなお話が続く中、稼ぎの半分は家賃に消え、苦しい生活を送っているなどのリアルな生活面も率直に語られ、ユダヤ人＝お金持ちのイメージを覆す、老後の独立生活の難しさも伝わる作品でした。
社会的な色合いの強い映画ですが、事実のありのままを映し出せる伊比さんと、オープンに心を開いてくださるユダヤ人の方々のいい関係性も垣間見え、ほっこりもできる作品でした。
映画ってやっぱりいいな。

昨年の今日、9月25日って何をしたか覚えていますか？
私の昨年25日は新学期3日目。でも、正確には何をしていたのか、ぼんやりして思い出せません。こんな時、日記って便利ですね！これからは、観た映画は記録しようと思います。
この「OneDay」は、23年間の恋を、23回の7月15日で描いた新しいスタイルの映画。1988年の大学卒業を起点に、エマは物書きを目指しつつ教師になる一方、デクスターはテレビ番組の司会者として人気をほしいままにするけど…。
注目は、内容を一言で表した題！OneDayは1日の他にも意味がありますよね。Oneday=過去の「ある日」、未来の「いつか」。
Somedayも同じ「いつか」ですが、これは漠然とした未来。対して、Onedayはハッキリしないけど、必ず来る「いつか」。有名なキング牧師のI have a dream の“one day live in a nation…”の部分も、その「いつか」なのです。
過去の7月15日「ある日」の積み重ねが、2人の「いつか」へ繋がっていく事を示唆した題は、観た後、更に意味が深まります。ぜひ！
私も来るべき「いつか」に向けてGo!

こんにちは！Happy Tuesday♪ 連休明けの今日、いかがお過ごしでしたか？
私は、今日から秋学期始動で、久しぶりに大学へ。
久しぶりに友人と会え、新鮮味のあるいいカンジのスタートでした。
とはいうものの、実は今期、インターンとの兼ね合いで月・火のみの通学です。
ちなみに今日の講義は
1限…ヨーロッパと多文化共生（副専攻の国際社会専門科目）
2限…Cultural Difference
3限…通訳論
4限…女性と健康
初日から、クアドラプルパンチの1日でした。
1限からＡ教授は自己紹介と称して、移民問題とセネガルのバイファルに関して話をし始め、名簿順にあててきました。2限は4枚両面の読解が課され、ワキコの3限は、予想通り初回からスピーチの英日通訳＆ディクテーション。必修の4限は、レポートが出ました。
タフだったけど、大丈夫！こんな事態もあろうかと、今朝はFlash Danceを観ました。80年代映画代表の本作は、プロのダンサーを夢見るアレックスが、最後にオーディションを受けるシーンが超有名！特に、審査員のリアクションに注目です。観た後は、テーマの「What a Feeling」で泣けること請け合い！

Nobody’s Pefectってよく言うけど、ぱーふぇくとな人と書いて、努力の天才と訳す。それなら、昨日希望に沿った就職先に内々定をもらった先輩はぱーふぇくと。インターン先の先輩方も、才能豊かな友人たちも。
私も完璧のヒントを学ばなきゃ。
内容は、働く女性・ケイトのHecticな日常を追いかけた「プラダを着た悪魔」のママ版で、深く考えず楽しめるドタバタ映画♪でも、ワークライフバランスやシンデレラコンプレックスなど、看過できない問題もキッチリ織り込んでいるのが秀逸です！
そういえば、最近インターン先で、「女性リーダーってステキ」って主旨の発言をしたら、先輩に一喝されました。「ただのリーダーじゃなくて、前に”女性”ってお断りがついちゃうのは、日本のステレオタイプに毒されている証拠」って。確かに。
同じようなことを、Facebook COOサンドバーグ氏も、著書『LEAN IN』の中で書かれていました。「女性CEOはググるとヒットするけど、“男性”CEOは皆無よ。」この本、女性じゃない人にも読んでもらえると意味があって「いいね！」と思います。
ジェンダーベースのユーモアって面白くていいかも♪

今月1番の爽やかさ200％の映画でした！邦題も最高！
カタカナで訳した、ちょっぴりダサくてシンプルな題は、この映画の良さを象徴してます。80年代の音楽とクラッシクな内容もホント良かった！
今回、この映画をチョイスしたのは、以下の台詞がきっかけ。
“80年代ってなんでもやりスギなのよね。でも、私はバカなコアラのコサージュもプロムも、ブーンボックスを頭に乗せて告白してくれるような恋人との子供もほしいの。人間に戻りたい”by レベッカ
レベッカは、視聴中の某海外ドラマに登場する推定1000歳、見た目20歳のイケイケヴァンパイアです。永遠の命に何の不満もなく、恋愛にドライな設定の彼女が、人間に戻りたいと思うほど惹かれる“ブーンボックス告白”ってなんだろう？と思って、つい観ちゃいました。
その“ラジカセ告白”めっちゃ良かった！これは人間に戻りたくなっちゃうね。
…で、実際人間の私の生活はどうかといえば、明後日に迫った秋セメスターを前に、DVD見放題の三連休。初日から、ワキコの通訳論があるのに。休み中に弱点克服を誓ったハズが、OMG!!
ま、いっか。DVD観てから考えよ♪ワキコ、フォーギブミー。

勉強する意味って何？
よく、高校生の方に、なぜ今の学科なの？と質問を頂きます。そして多くの方が、よほど英語がスキだったに違いないと予測する。それは正解であり、同時に不正解でもあります。
なぜなら、スキだったのは海外ドラマや洋楽で、英語自体に格別興味はなかったから。英語がスキになったのは大学入学後。進路決定の結果、興味を持ったという方が正確です。
受験生の皆さんは特に、真剣に取り組むほど、勉強の意味を見失う事があると思います。高校生の私も、ハートの女王もビックリの頭デッカチで。無味乾燥な勉強を続ける動機作り、高尚な目標設定に躍起になっていました。でも、ぜひ、心に留めて下さい。勉強に意義を見出すのに必死になるあまり、本末転倒になりませんように。勉強の意味を18歳で理解ってムリなもの。進路は4年間学んでもいいなと思える分野を学ぶ中で見つけてみて下さい。将来が不安な時は、気が済むまで先輩の話を聴いて、情報を集め、その後はとりあえず必死で勉強して下さい。それでもぼんやりしちゃう時、アドバイスをくれるのが本作です。受験生、ジェニーの人生がやるべき事の大切さを教えてくれるはず。
私も頑張ります！

英語に敬語は存在するのか？
大人気のドラマシリーズ、既に知っている方も多いハズ。
ハイクラスのアッパーイーストに住む高校生たちの日常をコンセプトにした作品。
豪華なファッション、シーン毎にキャラの心情を反映している完璧な音楽、毎話の題は有名な映画のパロディなど、注目する点は山ほどありますが、他のドラマと全く違うのは、タイムリーな例えが会話に沢山登場し、その台詞や言い回しが上品で洗練されていること。
敬語ってあるんだ！と学べることはもちろん、地位の高い方ほど婉曲表現（eupemism）を好まれるなど、ハイクラスの世界観を味わえます♪
よくでてくるのは、
失礼します・・・if you’ll excuse me.
最高！=これ以上良くなりようがない・・・it couldn’t be better!
などなど。
キャラは頭文字を取る事がこのドラマの特徴で、Sはセリーナ、Bはブレアという具合。
あだ名も独特で、私のお気に入り、ブレアは通称Queen B。ワガママ奔放っぷりから、女王蜂（Queen Bee）と意味がかけてあります。
最新のシーズン5をチェックし終えて、間近に迫った秋学期、どんな表現を使ってみようか思案中です。

最高のサスペンスって？
そもそも、サスペンスは、sus(下に)＋pense（吊るす）＝宙ぶらりんの緊張状態を示すラテン語由来の言葉。ペンダント、サスペンダー、ペンダラム（振り子）…連想ゲームのようにペンがつく言葉を考えてみると、原義のゆらゆら不安定なイメージが掴みやすいですね。
1979年にイランのアメリカ大使館でおきた人質事件を題材にした本作は、まさに最初から最後までサスペンス。「歴史的事実である」事も手伝って、これ以上ない緊張感で、顔が引きつります。
大使館から逃れたアメリカ人の人質6人は、イラン脱出のためアルゴという架空の映画を撮るための関係者として、別の人物になりきって本国帰国を試みる…という突拍子もない奇抜な設定ながら、これは実際のCIA作戦。
印象的なのは、出国本人確認の質問攻めを予想し、別人設定が完璧に暗記できているのかをテストするシーン。高圧的な質問に屈する男に、トニーが言う” Shoot him, he’s an American Spy!（ヤツを殺せ、スパイだ！）”は、命の取引の重さがズシリと圧し掛かる一言。
インターンも毎日がサスペンスです。

どうやってDVDを選んでいるのか？
どの1本を手に取るか…これは私にとって人生の大事でもあります。内容は1日の始まりの全て。面白いものを選ぶため、原題チェックは欠かしません。
ステキな邦題も多くある中、残念ながら商業大戦略のトラップもある邦題。邦題のみでの選択はオールインです。1日が懸かっています。そんな賭け、私はイヤ。
そんな基準で探した中、珍しい邦・原題両印字で、やはり最高だったのが本作！
“Every cloud has a silver lining（どんな状況にも希望はある）”
諺からつけられた原題の意味がキラリと光り、原題が踏襲された邦題もステキです。
プレイブックは、アメリカンフットボールの戦略帳のこと。
日本での知名度は低いですが、アメフトはアメリカの精神そのもの。
アメフト優勝決定戦、スーパーボウルの中継は、21年連続視聴率40%越えの驚異的人気で、間のCMも注目の的。名だたる有名企業がその威信をかけて1秒1千万もの予算で作ります。実際、その影響力はパワフルで、昨年シボレーのBGMに起用されたFun.のWe Are Youngはグラミー賞の栄冠に輝きました。
うん、最高の1日になりそう！

幸せってどうやったら手に入るの？
この答えを様々な角度から若干説教っぽく描いた、ロシアの文豪トルストイの作品です。大好きなキーラ・ナイトリー（CHANELのCMの人）主演なので、手に取りました♪
主筋は、貴族であり、満たされた生活にありながら不倫の末、身投げするアンナと、真面目に仕事をし、キティを一途に想い続けた結果、幸せな家庭を築く農夫、リョーヴィンとの対比が描いています。
アンナ・カレーニナという題ながら、原作ではアンナの登場は140ページ以降。読んだ方は、なぜアンナが題？と思ってしまうかもしれません。そんな原作に沿って、映画も何を物語の核と観るかは人による、いかようにも解釈可能という古典らしいスタイル。
私は、選択が幸せを決めるのかなと思いました。ちょうど最近、シーナ・アイエンガーの『選択の科学』を読んだので、これとリンクするところがあって。
本によれば、
1．選択肢を選べる自由のもと
2．自分で決断し
3．熟慮より直観
での選択は、人生の幸福度を高めるそう。
こう考えると、悲劇の結末を迎えたアンナも幸せを得ることができた人生だったのかも。
選択することだらけの日常で、”正しい”選択をすることが幸せに繋がっているのかもしれませんね♪

“オモシロイ人がなぜモテるのか？”
オモシロイ人は、経験が豊かな芯が強い人だからです。
面白さ=言うタイミングを図る頭の良さ、柔軟性、発言後人の気持ちを予想する優しさが必要=身に着けるには豊かな経験が必要∵豊富な経験には失敗がつきもの∴失敗克服には自分の中にある欠点やコンプレックスと向き合い、乗り越えていく芯の強さが不可欠、という式より。
説明すると理屈っぽいですが、“面白い人”に惹かれるのは、こういった要素を直観的に感じるからではないでしょうか？
私も、面白い方が大好き。ユーモアを専攻しているのも“最高のユーモアは最も深刻な状況から生まれる”この考え方が大好きだからです！
巧みに、海を越えた国々では、お笑いは“the art of absurdity”不合理を笑いに変えるユーモアの真髄が表されており、知性と教養、知識と経験の指標と考えられています。マイノリティが権威に対する意見表明に使うほか、コメディは高尚な哲学、小難しい政治をネタにおバカをやるが通例で、知識指標としては、芸人も高学歴な人ばかり。
でも、残念ながらユーモア=お笑いではなく、意義深いからってオモシロイとは限りません。ボケにボケをかぶせるスタイル、私には到底理解できま…。ズーニバース動物園（zooとuniversityのミックス）のおバカ達を描く大人気コメディがマイティ・ブーシュ。
チェックして、“はぁっ？”って思った方、ご連絡お待ちしてます。

ルビースパークス…ルビーキラキラ
毎日がキラキラで、なんでもできる…中学生の頃は、大学生ってめっちゃ大人で、気分で服も買えちゃって、恋愛だって思い通り！なんて本気で思っていたワケですが
8 years later….
“綺麗な人がいるとすぐ目で追うし。もうオトコって最悪！”とか
“オンナってワガママすぎじゃね？話ムダになげーし。わけわかんねー”とか
（友人らの発言より抜粋）
先日、会った中学の頃からの友人達との会話にオトナな要素があるかというと、実際は中学の時と大差のない恋愛談義（主に現状不満）が繰り広げられるワケです。…でも、すべて相手が理想通りだったら？
いつも自分だけを見てくれて。
聞き分けが良くて、話は簡潔で端的で。
本作のヒロインのルビーはカルヴィンの理想通りの女の子です。料理が上手で、涙もろくて、優しくて…。でもすべて理想通りの恋愛ってホラーかもしれないと思い直せる映画。やっぱり欠点が人の魅力ってところあるのかもしれません。
そういえば、ユーモアが上手の人の条件ってご存知ですか？実は、欠点が多い人なんです。面白い人はモテるってよくいいますよね。コレ、関連があるんですよ！
続きはまた明日お話しますね！

“If the sun were to explode, you wouldn’t even know about it for 8 minutes because thats how long it takes for light to travel to us.”（太陽が爆発したって、8分間は気が付かない。実際に光が届かなくなる、その時まではね。）
少年オスカーは、父の最後の8分を見失わないように鍵に合う鍵穴を探しに行って…という内容。印象的な邦題はまんま原題訳です。
8分という時間がキーワードですが、私が秒・分単位で時間を確認するのは、ゼミでのプレゼン練習の際くらいです。残念ながら、私のプレゼンはいつも、ものすごく長くて、ありえないほどヘタ。そこで、上手な方のものをいつもマネしています。本作に母親役で出演しているサンドラ・ブロックの82回アカデミー賞スピーチはお気に入りの一つです！
日常生活では秒・分単位で時間を確認し続ける事はありませんが、無限に感じる時間も有限のもの。今週は9.11の追悼式があった週でもあります。沢山の人の太陽が失われた日に。R.I.P.

One thing I do know is….don’t you get bitten.（確実にコレだけはいえる、噛まれるな）
この秋、第4シリーズがスタートする前に追いついて欲しいオススメのゾンビドラマシリーズです♪バイオハザードがスキな方はハマるはず！
パニック・アクション系のドラマデビューはつい最近ですが、ぎゃーきゃー言いながら観てるうちに大スキになってしまいました。ひとしきり叫び観終わると、日常の悩みがちっぽけで生きてればなんとでもできる！と悟りの境地に達するという副次的な効果も！
人生で一度は観るべき名作『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』を手がけたフランク・ダラボンさんが監督で、登場キャラの人間味バツグン。
バイオのアリスとは異なり、警官のリックが不完全有欠のヒーローであるのも良いです。私は、冷酷無比・残虐非道なメルルの弟、人気キャラのダリルに注目してます！
ゾンビルールはバイオと大差ありませんが、ゾンビの容姿は『腐ってる』ことにこだわりがあるそう。ちなみに、シーズン3にはゾンビオーディションに合格した日本人女子大生が出ているので、見つけて応援しましょう！

“It depens on you”（君次第だよ）
このフレーズ、私が大学の英語ネイティブクラスで一番最初に覚えた表現です。今日の映画を観ていて急に思い出しました。入学して3年の今でこそ
“プレゼンして”→特に指定ナシ→全て私次第=発想力も評価の対象
この課題公式は暗黙の了解ですが、入学直後はなにか課題がでるたび、みんなで5W2Hをフルに活用して質問をしまくりました。
“自己紹介して”→どうやって？どのくらい？何を使って？順番は？
答えは決まって“君次第”でした。
自由すぎるスタイルに戸惑ったのも今は昔。慣れてからは、あれこれ規定されると窮屈にさえ思いましたし、外国式の授業によって留学により一層憧れるようになりました。
でも、今日の映画を観て、なぜ外国人の先生方が自由を重視されるのか、その意義について思い直しました。私は外国式の良い面しか享受していなかったようです。パリ20区は移民地区で、一口に言ってスタンダードが十人十色。サッカーの試合結果は喧嘩の原因になり、国語の授業にでてくる例文に白人系の名前しかでてこないと問題になったり…。
多文化の中、君次第の重要さを思い知った1本でした。

“Mirror Mirror on the wall, who is the most beautiful one of all?”
誰もが知るグリム童話・白雪姫の女王を世界で最も美しい顔No.1の殿堂入りを果たしたジュリア・ロバーツが演じている…という理由でチョイスした作品です！
正直、姫が王子を救う現代テイストのあるある設定にはそんなに期待してませんでしだが、面白すぎて観終わってすぐ、もう1回観ました。繰り返し観続けたいと思います。特に、エンディング最高！
まだ観てない方は、下記のYoutubeでエンドロールから観てみるのもおススメですよ。というのも、なぜかエンディング曲はインド風♪ 最初に聴いた時は、“I believe×12　In love love, love love love!”という歌詞の、I　believeの部分がババリーババリーとしか聴こえなくて。英語！？ってカンジです。
http://www.youtube.com/watch?v=E8-bMgDANEk
白雪姫、眉毛太っ！って思った人、もうこの作品の罠にハマってますよ！

秋、DVDの季節です。新作も続々とリリースされ、寝不足→当日の10時前返却のありすです。
最近は、うだるような暑さ（Dog day）も影をひそめていますね！猛暑の午後、1972年8月23日、ブルックリンでおきた実際の事件を基にしたサスペンスが今日の題♪“狼”とはほど遠い、ちょっぴりまぬけで計画性に欠ける銀行強盗2人組ソニーとサルが警察との攻防をくりひろげる様子をじっくり描いています。
人質側の気持ちではなく、自分も強盗になったような心持ちで、逃げ場がなくじりじり追い詰められていくのを味わえるのがユニークで新鮮！
まず冒頭15分、強盗に入った直後に3人目の仲間が“やっぱムリ!”と逃亡。2人は篭城中に銃を保持しながらも持病のある人質に対して気を使い、薬を調達したかと思えば、スター気取りでテレビに出たことをはしゃいだりと、前半はとにかくユーモラス要素満載のコメディですが、長丁場の警察との交渉と要求の後、展開がガラリと変わるのが印象的です。
家族に許しを請うとしながら、”But, I’m me, I’m different”（でも私は私なのだ）と言い張るどこまでも間抜けなソニーを憎めません。

こんにちは♪明日に秋期授業の履修登録を控え、大急ぎでシラバスを開くものの、あたふたしている、ありすです。
宮崎監督が引退…ということで、『風立ちぬ』を観てきました！もともと前評判はたくさん聞いていて、人によって、そしてメディアによって評価が大きく異なるのが気になっていました（号泣！とか感情に走りすぎなど）。
観てみて…なんというか、どちらの感想にも納得です。私は、主人公の次郎が、文字通り恋に“落ちて”いく様子と、表現方法がスーパーストレートなところに好感が持てました。ジブリのヒーロー人気投票では、もののけ姫のアシタカがNo.1でしたが、この真っ直ぐさにはアシタカも完敗でしょう。同じく真っ直ぐな仕事への姿勢も良かったです。寝ても覚めても、飛行機の美しさを貪欲に追及し続ける姿勢はただただ尊敬です。特に、私と同世代の方は、大事を成し遂げる志に刺激を受けると思います。
ところで、Ghibuliってイタリア語で熱風の意だそうですね！宮崎監督はどの作品も、風で感情を表現することにこだわり、中でも髪の動きに注視し、創作されたそうです。
思いっきり風をうけてフワっと浮き上がる飛行機を観て、つい本物をみたくなりました。

こんにちは♪オリンピック招致レース、日本に決まりましたね！嬉しいことです♪♪
人種や宗教・信条を超えたイベントって最高！
マグルの世界のみならず、魔法界でも人種・宗教は重要なトピックですね。
今日は、ハリー・ポッター展にPotterianの友人と行くので、予習としてハリーを！ちなみに、私はスネイプファンです♪ハリーポッターは、ユーモアや言葉遊びの宝庫！スネイプ先生の名前も例外ではなく、Severus Snapeは語順を入れ替えるとPerseus Evansになります。ペルセウスは、メドゥーサを倒す英雄。ヴォルデモートも名前が入れ替え可なところから、著者は読者にスネイプがヴォルデモートを倒すための二重スパイであると気がついてほしかったのかも！？この手法、anagramと呼ばれるユーモアで、望み鏡→みぞの鏡もその一つ。あ、国産の車のネーミングにも多用されてます！
また、キャラの設定に社会的なメッセージを読み取るのも面白いです！ロンの赤毛はやたら強調されてますが、西洋では一般に赤毛=不完全な人間の意。その一家が伝統的な魔法一家=pure bloodである点や、マグル生まれで、しかも女の子が誰より優秀な設定なのは、著者の皮肉と願いが込められているのかも。
説明不要の傑作中の傑作ですね！傑作=Masterpiece、納得です！

こんにちは♪最近、ありすの母が半沢直樹にハマっています♪巷でも銀行員ブームらしいですね。今日は、半沢氏より快活な銀行員が主人公で、OPクレジットがない珍しいコメディ映画のイエスマンをご紹介します♪
顔芸の天才・ジム・キャリー演じるカールは、何にでも否定的な銀行員。ところが、あるセミナーに参加し、何にでもYESと言って一年を過ごす誓いをたててから、人生がトントン拍子に好転する…というお話です。
日本人は、一般的にイエス・ノーをハッキリ言わないファジーな国民として知られていますが、私は、外国人の方もYesはハッキリ言ってもNoは言外に示される方も多いと思います。Noは不躾な印象を与えるからでしょうか？そこで、イエスマンに出てくる言外の断り方を♪
面倒な仕事を…I got a bunch of stuff going on!（何かと忙しくて）
面倒な誘いを…Any other night would’ve been great!（他の日なら良かった!）
うん、確実に外国人の方もNoといいづらいのだと発覚しました。ジム・キャリーの顔芸と上手な断り方を学ぶのにもピッタリです。

こんにちは♪今日はインターンがお休みということもあり、朝からゆったりDVDを観て、LINEで友達と週末の予定を詰めているありすです♪
友達と盛り上がる内容といえば、決まってレンアイに関するあれこれ。気が付けば4、5時間楽しくも、非生産的な会話を繰り広げる…なんてこともよくあるわけです。
そんなレンアイ相談に、あのジュリエットがアドバイスをくれる場所があるって知っていますか？イタリア、ヴェローナにあるジュリエットの生家では、ジュリエットに手紙を書きおくと、ジュリエットの秘書たちが返信をくれるのです!!
事実調査員のソフィーが、このジュリエットの秘書たちの仕事を取材をすることになり、縁があって自分も秘書として50年前のジュリエットへの手紙に返信することになって…というのがこの作品の概要です。
THE・王道！をいくロマンスなので、イタリアの絶景と、ステキな音楽にドップリはまれる相手と観ると盛り上がります！
あ、シェイクスピアがイタリア生まれである事を知らない方、I love you とI’m in love with youって何が違うんだ！違いなんかあるの？という方は、観ること必須です。

こんにちは。あまりにスゴい雷の音に恐れ慄いているありすです。。。
今日は、雷以外にも衝撃続きです。突然ですが、みなさん、天職ってなんだと思います？運命って信じます？あまりにドッシリ重厚な作品に衝撃をうけ、考え込んでしまった作品が、今日のNever Let Me Goです。
カズオ・イシグロの最高傑作とも、最低作ともいわれ、評価を二分する映画です。
ソープオペラのような題ですが、恋愛映画ではありません。特異な設定ですが、私は、人間が死に至るまでの過程を凝縮して描いた比喩と解釈しています。
舞台は1970年のイギリス、50年代に医療が爆発的に飛躍を遂げ、人の平均寿命は100年をこえた。ヘームシャルは“提供”の命を育てる施設であり、生徒はみなオリジナルを持つクローンです。全員が大人になって間もなく、3度か4度の臓器提供ののち“終了”が運命づけられている、という設定です。
欧米では、天賦の才をgift＝神様からのプレゼントと考えるほか、天職とはcalling＝神様に呼ばれ導かれた召命と考えるなど、運命を信じる潜在的人数は多そうですが、運命ってなんでしょう？
1度はトライ！観る時間帯は朝以外で。

こんにちは♪ベネチア国際映画祭に行きたくて仕方ないありすです。
残念ながら映画祭に行く事はできないので、去年の東京国際映画祭のクローズとなった『Trouble with Curve』～人生の特等席～を観ることにしました。
まさにOldies but Goodiesな作品です！（直訳では“古き良きもの”の意味ですが、“古いけどいい”っていう言葉ってはヘンじゃない？どうして古いものが良くないなんてことがあり得るの？古きもの、良くて当然！っていう意味らしいです）
この言葉がピッタリな映画で、観たあとは、父に感謝したくなりました。
野球スカウトが題材で、毎日が忙しすぎるっていう人にこそオススメです。見どころは2つ♪原題の「カーブに問題アリ」を見抜けるのは、スカウトマンの経験値VS最新の技術使用のデータ分析のどちらなのか？2つめは、スカウトマンの娘ミッキーにとっての特等席って何？
感覚としては、「フェイクダイヤだと思っていたら、ハリーウィンストンだった！」っていうカンジです♪ぜひ、チェックしてみてください！
インターン先のジュエリーショップでもこんな発見あるといいな。今日も頑張ります！

こんにちは！横浜美術館のプーシキン展に行って、すっかりルノワールの虜になったありすです。
絵画に明るいほうではありませんが、ルノワールの書いた『ジャンヌ・サマリーの肖像』のたおやかーな笑顔にすっかり癒されました。このルノワールに実際会うことができたら、どんなにステキか・・・。
という事で、今日はウディ・アレンの『Midnight in Paris』をチョイス！ご紹介しますね。
パリで真夜中の散策中、突如目の前に現れた年代車にシンデレラのごとく乗り込み、”Golden Age” の1920年代パリにタイムスリップしてしまうギルのお話です！ダリ、フィッツジェラルド、ジャン・コクトーやヘミングウェイなど名だたる芸術家が生きる20年代で、主人公のギルは自作の小説のアドバイスをもらうため、奔走します。
また、“天使のごとく天真爛漫”なアドリアナと恋に落ち、憧れのピカソと恋のライバルになってしまう場面からの展開は爽快です！（アドリアナはピカソの恋人）
恋のライバルにも小説チェックを頼むギルですが、依頼を断ったピカソの言葉は印象的♪
〝もし、小説が面白くなかったら最悪だし、面白ければより最悪！芸術家は人に意見を求めてはいけないんだよ”
うん、人間真理をつく言葉かも。

こんにちは♪ 研修医達に、起床時刻だけは負けていない、ありすです（医療インターンたちは4時半出勤）。
今日は『Grey’s　Anatomy』を紹介します！
グレイズ・アナトミーは、シアトルの大病院で、主人公Meredith Greyなど個性豊かな5人のインターン達の成長を描く、痛快なビタミンドラマです！
5人のキャラは“いるいる、こんな人！”と楽しめる事間違えナシ！自分がどのタイプか考えるのも楽しいです。以下は、主要キャラのニックネーム♪
メレディス・グレイ・・・二世
クリスティーナ・ヤン・・・首席
ジョージ・・・007
イジー・・・モデル
アレック・・・なるシー
デレク・・・モテ男
ベイリー・・・ナチ
ちなみに、ドラマの題は、Gray’s Anatomy（著名な医学書）にちなむ言葉遊び♪
また、Anatomyは、解剖のほか、prosessの意味もあるため、“グレイの経験”とも訳せます。題とリンクして、ドラマ冒頭は毎回グレイの経験的な独白から始まるのも、面白さのひとつ…！
そして、日記のタイトルが邦題です。題の面白さは半減ですが、ステキな邦題です。
実は私も、今月から半年インターンです♪メレディスたちに負けないよう頑張ります！

はじめまして、こんにちは。
今日から1か月、学生日記の大役を仰せつかりました恵泉女学園大学、英語コミュニケーション学科3年のありすです。

1日目なので、今日はカンタンに自己紹介をさせて下さいね。
わたくし、ありすは、大学のゼミでHUMORを専攻し、おもしろいこと（interesting, funny, crazy, witty…etc)にめっぽう弱い、ごくごくフツウの大学生です。
毎朝遅くとも5時に起床し、DVDで映画、海外ドラマを鑑賞するという習慣を除いては。

というわけで、大大だーい好きなDVD鑑賞を中心に、日記を更新してゆきます！
初の経験なので、全力で楽しんでいきマス！また、日記を通して、皆さんと、日々の“ステキシェア”をしていけたらとても嬉しく思います。

早速、今日のステキから♪
今朝のDVDは海外ドラマ『Grey’s Anatomy』シーズン4の15話♪明日も観るので、詳しいお話は明日しますね♪Grayではなく、“Grey”なのが、ミソ！

朝は音楽も聴くのですが、今朝は、日曜の朝…ということで、Maroon5のSunday Morningでキマリです。休み気分を高めるGia Farrell のHit Me Upと合わせて、目覚めもバッチリです。うん、今日1日Happy確実！
天気がいいので、ゼミの教授からのタスクが終わったら、新しいイヤリングを探しに行こうと思います♪

Have a lovely day♪