慶應義塾大学 総合政策学部・わだめの大学1年日記/03月

【今月の支出詳細】

食費:14,702円 交際費:16,315円 学習費:230,000円 娯楽費:2,717円 ファッション費:9,087円 生活用品費:2,681円 交通費:167,350円

2014/03/31(月) 研修最終日、ついに日本へ帰国

研修最終日、ついに日本へ帰国

アブダビから日本人だらけのエディハド航空で、「アナと雪の女王」を見ていたら、日本時間13時過ぎ、帰国しました!
1か月ぶりの日本! ただいま!
生まれ育った国だからか、全然懐かしく感じません!
ただ、トイレの便座があったかいことやトイレットペーパーが流せることにいたく感動しました!(笑)

初めの鎌倉合宿、そして長期間のアラブ留学を通して、本当に人生が変わるほどの経験を得ることができました。見て、聞いて、考えて、出会って、話して、日本文化を紹介して、歌って、学んで、ふれあって、生活して、苦労して、食べて、表現して・・・・・ほんとうに色々なことをしました。
今までなんとなく勉強してきたアラビヤ語を、現地でアラビヤ語のシャワーを浴びて、最初は全く話せなかったのに、最後には積極的にコミュニケーションをとれたり、アラビヤ語劇をするまでに成長できました。アラビヤ語授業の成績はイマイチでしたが、会話の実践の機会を得ることができ、そして少し話せるようになれたことが本当に嬉しかったです!
また、勉強していたイスラームについても、今までわからなかったことが、イスラームな国の中で生活して触れることで、なんとなく理解に近づけた気がします。

送り出してくれた家族、迎えてくれたモロッコ・ヨルダンの方々、お世話になった先生や先輩方、同期の友達、関わってくださったすべての方に感謝の念がたえません。

ふた回りも成長できた研修でした! 1周目は人間的に、そして2周目は脂肪的に。(笑)

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この1ヶ月の日記はいかがでしたでしょうか。
遠い存在であるアラブの魅力を少しでも伝えられたでしょうか。
また、つたない文章にも関わらず、140を超える「いいね!」をいただいて、とても幸せです!
ありがとうございます!!!
図々しいですが、またアラブ圏に行く予定がありますので、日記担当待ってます!(笑)

あ、最終日ってことで今までのせていなかった研修代を支出に加えておきますね。
ご参考までにどうぞ。

ではでは、また会う時まで!
مع السلامة

【支出は1ドル101円で換算】

【本日の支出】

食費フラペチーノ $6.5 657円
バナナジュース 300円
学習費モロッコ滞在費 55,000円
ヨルダン滞在費・授業料 170,000円
交通費飛行機代 160,000円
リムジンバス代 2,000円
合計:387,957円

2014/03/30(日) いざ、日本へ

いざ、日本へ

今日で研修も終了。日本に向かってヨルダンを発ちます。
二週間の滞在で荷物もいっぱい。
昨日は片付けに夜3時までかかっちゃいました。

ホテルを出発がお昼ぴったり。
朝ごはん食べて、部屋で片付けや来学期の履修登録して、お世話になった方々にあいさつまわりして、最後に寮のおばちゃんたちとみんなで写真を撮って、感動のお別れでした。
また、来たいな、会いたいな、と決意。

空港に早めについてお買い物したり(免税店だからかお酒売っていてびっくり!)、
ごはんを食べたりして、トランジット先のアブダビへ発ちました。
帰りの飛行機は、まさかの日本人だらけ。
両隣を知らない人に囲まれ、この1か月で旅慣れしすぎたこともあり、
寝ていたらすぐにアブダビに到着しちゃいました(笑)

写真は二週間お世話になったセンター!

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費ご飯(シャウルマ) 7JOD 1,001円
交際費
(デート・イベント)
お土産 15JOD 2,145円
合計:3,146円

2014/03/29(土) 信号がない国での道路の渡り方

信号がない国での道路の渡り方

本当に解放ーーー! テストも劇もおわり!
というわけで、待ちに待った自由行動の日!
スーク(市場)でお買い物をしに、アンマンのダウンタウンに行ってきました!

ヨルダン大学周辺は、中心地から車で20分ほど離れているため、タクシーを利用。
女の子だけでタクシーに乗ると危ないこともあると聞いていたので最初は少し警戒していたのですが、そんな心配は無用でした。運転手のおじちゃんが良い人で、私たちのつたないアラビヤ語でも会話を盛り上げてくれました。
車窓から見えるアンマン市街地の素敵な風景に感動して、みんなで「キャーキャー」騒いでいたら、アンマン城の高台まで連れて行ってくれるサービス付き。なかなかに空気の読めるおじちゃんです(笑)

高台では、そのおじちゃんの知り合いだというツアーガイドさんに遭遇。おじちゃんは英語を話せないので、ガイドさんの通訳によって、タクシーのおじちゃんと時間契約して1日観光ガイドをしてもらうことになりました。ツアーガイドさんに英語でヨルダンの歴史を説明していただりと、良い人に恵まれています。
ガイドさんによると、私たちに親切にしてくれるのは日本人だから。インフラを作って終わりの欧米と違って、日本はその後も支援が必要だと何かと助けてくれ、社会インフラで最重要である病院と学校を作ったそうです。このお話を聞いて、日本人でよかったなと改めて感じました。

さて、肝心のお買い物には大満足。
ローマ劇場を横目に市場へ入り、ネックレスやアラブ服、サンドアート(アラビヤ語の名前「نعيمة」入り)など、沢山買いました。アラブの街では、値段交渉は当たり前。駆け引きを楽しみながらお買い物します。
ところで、私たちのお買い物のはずなのに、案内役のおじちゃんが自分の買い物を始めちゃったり、私たちにジュースをおごってくれちゃったりするのは、いかにもアラブな適当さですね。好きです(笑)
そんな楽しい一日でした。

夕ご飯は、レバノン系列の高級レストランで終了記念ディナー! リッチなご飯でいっぱい、店内に噴水がある空間もリッチ、本当に素敵でした。
修了証書も無事にいただき、研修ももう終わりなのだなぁと少し寂しくなったのでした。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費飲食費 4JOD 572円
ファッション費アラブ服 10JOD 1,430円
交際費
(デート・イベント)
案内費(3人で割り勘) 15JOD 2,145円
お土産 20JOD 2,860円
合計:7,007円

2014/03/28(金) 劇

劇

テストが終わって解放…と思ったら、今日は劇の発表会。
まだまだ忙しい日は続きます。
午前中に裏庭でバスケしたりと遊んでから、午後に本番!
日本語会話クラブの方々が沢山見に来てくださいました。
同じ内容を、日本語とアラビヤ語で2回演じるのですが、どっちの言語なのか頭がごちゃごちゃにならないように必死(笑)
しかし、感動してもらって、笑いもとることが出来て、ほんとうによかったです。
みんなで終わった後に、脱力。
その後の交流パーティーでも、お褒めいただいて幸せでした。
写真は終わった後の解放感に浸っているガールズです(笑)
言語って暗記が命なので、楽しみながら覚えられる劇って最高のツールかもしれません。

ところで、今日からサマータイムが施行。
深夜0時⇒深夜1時と、実は睡眠時間が1時間削れていたり。
はじめて、サマータイムに移行する瞬間に居合わすことができたので、良い経験になりました。
しかも、なぜ中途半端な28日なのかはわからないのですが、ちょうどこの日から暑くなったんです!
まさに夏に突入☆ 状態。
ふっしぎー。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食(マックでクオーターパウンダーとマックフルーリー) 4JOD 572円
合計:572円

2014/03/27(木) 解放!

解放!

テストが終わりました。先生とも「また会いたいね」と感動のお別れ。
そして浸る、解放感。
授業、えぐかったけど楽しかったですね。
そして午後はひたすら劇の練習。動きました。音声もいれてみました。
なんとかなりそうということで、ひとまず安心。

休み時間には余裕があったので、近所の雑貨屋さんでかわいいヒジャーブをあさりました。
かわいいのがとにかく安い! 種類が多い!!
ヒジャーブ屋さん、ほんとにテンションあがっちゃいます。

イスラム圏は女性差別的で、女性を縛っているものとしてヒジャーブをあげる人がいます。まあ、日本の感覚からしたら「つけさせられて隠されている」ように見えるのでしょう。
しかし、ここに来るとそんなことないとわかります。だって、みんな、おしゃれなんだもん。ヒジャーブと洋服をあわせたコーディネートが華やかで本当にかわいいんです。
頭を盛る、という概念が日本のアゲハ嬢に通ずる、「湾岸スタイル」という頭に詰め物をいれて盛るのも流行っています。ちなみに、ヒジャーブを被らず、髪の毛を出したり、露出の多い服を着ている人もいっぱいいます(だいたい派手系ですが)。
すなわち、基本はヒジャーブを被るかは個人の判断にゆだねられているというわけです(内発的に被るならば。タリバン政権など、外発的なものを除いて。)。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食 5JOD 715円
ファッション費スカーフ(3つ) 9JOD 1,287円
合計:2,002円

2014/03/26(水) 「もう!」

明日のテストで授業が終わり!
今回はクラスの先生関係なく、成績にも影響。本気のテストです。
40万近く払って、単位が来なかったら元も子もありません。
モロッコで2単位。ヨルダンで4単位くる予定なので、春の時間割は楽になりそうな…予感?

私たちの研修のスケジュールは、午前中授業で午後がアラビヤ語の劇つくり。
そういえば、私たちの劇についてご紹介していませんでしたね。
アラビヤ語、日本語で各5分ずつ同じ劇を作っています。

私たちの班の内容は、一度も試合で勝てないダメダメなバスケ部の部員で、コミュ障だった男の子が、ヨルダンの研修に参加することであいさつが出来るようになり明るくなった。そして帰国してチーム内でコミュニケーションをとったことで、チームが勝つ!
というスポーツ系なお話です。

前にもご紹介した通り、私はバスケ部のぶりっこマネージャー役です。
ちょっと怒って「もう!」っていうシーンがあるのですが、私以外の班員全員曰く、普通に「もう」じゃダメなんだと。手をつけて脇をしめて、ひざを少し使って、上下に動かして「もう!」らしいのですが、これが難しい。普通にやっているつもりが、違うらしいのです。
正直、なぜこんな「もう!」に、私以外の全員が共通理解を抱けているのかが不思議でしょうがありません。アニメかなにかの影響でしょうか…。
ただ、少しマスターしたので、帰国した頃にはかわいく、理想的な「もう!」が出来るようになっているはず…です! しかし、一回だけ鏡を見ながら練習したら、我ながらあまりの気持ち悪さに二度目は出来なくなりました。ご用心くださいませ。

余談ですが、いつかヒジャーブについてがっつり語りたい所存。
こちらに来て、アラブで疑問を抱いてたことが、人々を観察しているうちにふと理解できたりします。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食(マクドナルドでナゲットセット) 4JOD 572円
合計:572円

2014/03/25(火) アラビヤ語のすゝめ

アラビヤ語のすゝめ

授業も最後の方に近づいて、研修もいよいよ終盤に。
今日はちょっと頑張って朝の3:30に起きて、4時からセンターで勉強していました。
24H営業でないのに、なぜこんな早くから空いているのか。
というのは、実は今日は大学で、新1年生のための言語ガイダンスが行われたのです。アラビヤ語は、教授が一緒にヨルダンにいるため、日本時間にあわせてSkypeで作業を行った結果、早朝になりました! (私も一瞬だけ出てみたり。笑)

今年からカリキュラムが変わったため、どうなるかはわかりませんが、1年生がいっぱい履修してくれるといいなー。
本当にアラビヤ語ってすごいので!

・・というわけで、今日は「アラビヤ語のすゝめ」(慶應らしく!笑)と題しまして、
自称日本一整っているSFCのアラビヤ語のすごさをいくつかご紹介します。

1:世界の3分の1と話せる!

一口にアラビヤ語と行っても、現地で話されている言葉は(モロッコ方言、エジプト方言など)異なります。しかし、どの国にいてもイスラム教徒たちが共通で話せる言葉の種類があります。それは、コーランに書いてある種類。コーランは出来た時から言葉を変え、翻訳して使うことを禁じています。
そのため、普段使いはしませんが、この「フスハー」と呼ばれる言葉を操れれば、アラブ圏の人々と交流出来るのです!
イスラム圏は子だくさんがよいとされ、現在でも5人兄弟以上とかザラですし、東南アジアを始め人口爆発も起こっています。統計によっては、境野3分の1になるだろうともいわれており、今後成長が期待出来ます。

2:神とも話せる!

先ほど、コーランは言葉を変えることを禁じていると書きました。ということは、ムハンマドに下った啓示が当時のまま何も変わらず、直接そのままの形で引き継がれているということです。
すなわち、現在でも神の意志がそこで見えるということ。
これを、教授は「神との対話」と呼び、私たちの代の言語ガイダンスで新入生に多大なインパクトを与えました。

3:稼げる

「ハラール市場」ってご存知でしょうか? 「ハラール」とは、アラビヤ語で「許されたもの」という意味。イスラム教徒は豚やアルコールを禁止されており、お酢などそれら由来のものもNGです。それに配慮したものを認証する「ハラール認証」などが、東南アジアなどで盛んに行われています。
さて日本では、去年からいきなり、東南アジアのムスリムの観光客が増加して、現在そのハラール対応に追われています。例えば、空港に礼拝スペースを設けたり、ハラールラーメンを提供するラーメン博物館などが有名ですよね。今、波が来ています。
また、アラブと言ったら石油! エネルギーの需要って、ちょっとやそっとじゃなくなりません。稼げるはずです。
ちなみに、写真はマクドナルドのポテトのケースに書いてあった「ハラール」を示すもの。

4:実践の場がある

SFCには、モロッコ編でお伝えしたASP(アラブ人学生歓迎プログラム)や、今私が参加している現地研修など、大学で学ぶだけじゃなくて実践する場があります。ここ、かなり重要です!
正直なところ、私はアラビヤ語をクラス内で出来る方ではありません。劣等生甚だしいです。単語覚えるの苦手だし、全然話せないし、秋学期に入って忙しくてやる気も落ちていたし。
しかし、ASPに参加してアラブ人と関わってモチベーションを上げたり、アラブに興味を持って「行きたい」ってより強く思うようになったり、今回の研修で会話を実践することで少しずつですが話せるようになったり、抵抗感が全くなくなったり。また、アラビヤ語の教授はアラブ・イスラム圏研究のゼミを持っているので、興味を持ったらそのまま研究にも活かせます。
学ぶだけではなく、活かす場があるって本当にすばらしい環境だと自負しています。

どうでしょうか? すごいでしょう!
もし興味がある方がいらっしゃったら、「SFC 奥田敦研究会」で検索してみてください☆

SFCってそんなに国際的なイメージってないと思っていたのですが、第二外国語が盛んだという側面も大きくあります。しかし、もし言語に興味がある方だったら、外語大とか目指しますよね。
SFCは、外語大には劣るだろうけども、言語だけではなくてその国の社会など、話者地域全体を研究対象と出来ます。その点ではこちらの方が上だと思います。
外国語やりたい方がいたら、ぜひSFCも調べてみたらきっと面白いかなぁと自負(笑)

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食 4.2JOD 601円
合計:601円

2014/03/24(月) 夢の毎日フラペチーノ

夢の毎日フラペチーノ

毎日、フラペチーノ飲んでます。
外国語塾? 国際交流センター? みたいなところで、私たちはアラビヤ語を学んでいるのですが、そこのカフェに毎朝晩、ご飯を頼んでいます。
その関係なのか、そこのカフェの飲み物はすべてタダでいただけて、毎日幸せです。
フラペチーノやホットチョコにクリーム盛り盛りでキャラメルシロップかけてもらって……やりたい放題(笑)
日本だととても高いので(スタバだと500円くらいしますよね)、とても嬉しいサービスです。種類もかなりあって、毎日選ぶのが楽しみだったり。

カフェの店員さんもとっても親切で、暇を見つけては一緒におしゃべりしていただいています。エジプト出身の方もいたり、インターナショナル!
アラビヤ語の単語を教えてもらったりとても楽しいです。
また、数日前に茶道の写真があったと思うのですが、そのカウンターがこちらのカフェ。営業妨害甚だしいのに、中に入らせていただいてお湯を使いまくらせていただきました。
正直もう頭があがりません(笑)
最終日に余ったお味噌汁でもあげようかと画策中。

本当にこちらの人はフレンドリー。店員さんでも、たまたまエレベーターで一緒になった人でも、寮母さんでも、「どこから来たの?」などの会話が弾みます。
怖いイメージを持ちがちですが、アラブの人って、人懐っこくて温かい人が多いのでぜひ一度交流してみてください。
イメージがガラッと変わるはずです。

写真は、「バブルガムクリームフラペチーノ」
気になっていたのですが、勇気を出せなかった代物。友人に頼んでもらいました。
味は、なんというか人工的な甘さ。いや、普通にアメリカンな飲み物として飲めばおいしいんですけど。
ティーベースで、バブルガムのフレーバーシロップやキャラメルソースをいれていました。
なぜ、キャラメル。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食 1JOD 143円
合計:143円

2014/03/23(日) SFCらしく(!?)

SFCらしく(!?)

テストがありましたがなんとか切り抜け(一応、ほんとうに一応ですが)、午後のグループワークでは自分の担当分の箇所をほぼ終えていたので、効果音の編集をやっていました。
バスケの練習シーンで数秒のインサートなどが必要だったので、やったことないけどせっかくだから作ってみようと一念発起。
よくYouTubeからMP3に変換はするので、その後iTunes‎で切り出しが出来ると思ったのが甘かった。昔とバージョンが違うせいなのか、私の勘違いか、そんなことは出来ませんでした。
ここからが戦い。Macに元から入っているソフトをあたったり、ネットからフリーソフトをDLしたり。一番ポピュラーそうなのをDLして一安心だと思ったら、Windows専用ソフトで私のパソコンでは開けないハプニングも。
そんなこんなを乗り越え、やっと見つけたベーシックなソフト。切り取りとフェードアウトさえ出来ればよかったので、とりあえず本当に基本的なものにしました。

さて、これから編集だ。おそるおそるソフトを起動してみました。
しかし、我ながら、さすがデジタルネイティブ世代というわけか、説明書とか読まなくても直感ですらすら編集できちゃいました!
「波形? よく分かんないけど大きさでしょ? 適当に幅増やしちゃえ。」という軽いノリでさくさくと。

作ったものは2つ。
・バスケの練習音→フェードアウト
・試合音→ブザー→歓声
どちらも音声を切り取ったり、はっつけたりしました。

初めてなのでクオリティはまあまあですが、なんとか形になりました。
3月のはじめの、こども国連の方ではムービー作ってみたりと今月はちょっとデジタルに強くなれたかもしれません。

ちなみに、私の通う湘南藤沢キャンパス(SFC)は、ITが盛ん。一昔前はSFCのサーバーが落ちると、日本全国でネットがつかえなくなるほどの要だったそうです。出来た当初の学生とか、家にパソコンがあるだけで新聞に載ったとかいう話も。
キャンパス全域に無線LANが巡っているため、今もみんなパソコンは絶対持参で授業のノートもパソコンでとります。そして、世間一般よりかなりの確立で、おそらくスタバと同じくらいにMacが多い!
教室を前から見ると、りんごだらけです。
そんな中、私はITは基本だけで、外国語に打ち込んでいる派なのですが、MacBook Airに向かって、なぞのソフト起動させながら編集とかしていると、SFC生だなあと感じます(実際、大したことじゃないのでフリだけですが)。

写真は、病院前にて、赤新月社の救急車。赤十字軍の関係で、中東では赤い三日月なんです!
気になっていたので、見れてラッキーでした。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食 4JOD 572円
ティーバック 2JOD 286円
合計:858円

2014/03/22(土) テスト前猛勉強!(生き延びるために)

テスト前猛勉強!(生き延びるために)

この前、ヨルダン大学に潜入した時に買ったトレーナー。一緒に侵入した友人とおそろで着ていました。かわいいだけじゃなく、中ボアで優秀だったりとお気に入りです。
それを着ながら、今日はひたすらお勉強をしていました。というのも、翌日にテストがあるから! 授業は午前中4時間だけなものの、午後は夜遅くまでずっと拘束されているし、勉強する時間があまりないのが現状。
しかし授業にそんな言い訳なんて通用しないので、覚えが悪い私たちに先生が「週末にテストするわよ」と。
それだけだったらいいのですが、「もし最下位とったら口聞かないわ」とか「点数が基準以下なら、I will kill you」などを笑顔で明るく言われました。
「さ、殺害予告!!!!」とクラスに走る緊張感。もちろん私も「(勉強を)やらねば、殺やれる!」と焦りました。
お昼休みとグループワーク後はひたすらお勉強。しかし、正直殺される可能性も高いです。この日記の更新がとまったときは、和田はヨルダンの地で死んだってことにしておいてください(笑)
最後の晩餐ならば好きなもの食べたいなって思い、昨日のお昼には、カフェのシナモンロールに生クリームどっぱあーとかけちゃいました。
なぜ、甘いものは私たちを幸せにさせるのか。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費シナモンロール 1JOD 143円
フラペチーノ 0JOD 0円
ケバブ 2JOD 286円
合計:429円

2014/03/21(金) ペトラ遺跡へ

ペトラ遺跡へ

イスラム圏は、金曜日が休日。
というわけで授業がないので、朝6時に起きてペトラ遺跡に行って参りました。
私は日本史受験だったので、高校時代に世界史を大航海時代~フランス革命直前までしか触れていません。なので知らなかったのですが、ペトラ遺跡ってかなり有名なんですね!
知らない人のために、一応ご紹介しておくと、“ヨルダン南西部にある古代の隊商都市の遺跡。遊牧民のナバテア人によって建設され、紀元前1世紀から紀元後1世紀にかけて栄えた。2世紀初頭に古代ローマ帝国に併合され、衰退。周囲を砂岩の岩山に囲まれた天然の要害をなし、岩盤を掘り込んで築いた霊廟(れいびょう)、王家の墓、神殿などが残っている。1985年に世界遺産(文化遺産)に登録された。” らしいです。(デジタル大辞林より)

滞在時間が4時間しかないので、頂上までダッシュで行く組と下でのんびり行けるとこまでいく組に分かれました。もちろん私は頂上を目指さない組。
のんびり色々見ながら歩いたり、ラクダに乗ったりしました。
Wikipediaいわく、まだ発掘は全体の1パーセントほどらしいですが、とにかく広い! 4時間ぶっ通しで歩き続けました。
数十メートルはあろうかという崖の切り通し(?)を歩いていくのですが、1kmほどもあったり、高台から見渡す限り遺跡だったりと、日本には絶対にないスケール。バラ色の遺跡と言われているそうですが、確かに岩や砂が赤くて奇麗でした。
あと、ラクダにも乗ってみました。実は半年前に鳥取砂丘で乗ったことがあるので、人生2回目です(笑)
ただ、鳥取に比べて本当にラクダが移動手段だったり、足を置くところなどがなくて握るとこのみで、最初はラクダが座っていたり(立ち上がるときに背中が斜めになったり、ぐいっと上がるのでこわい)と違いは沢山。
8分間くらい揺られていましたが、本当に楽しい経験になりました。ラクダちゃんかわいい。

実はアンマンの寮から、ペトラまでバスで片道3時間半。モロッコで移動は慣れているので往復で7時間とか余裕すぎましたが、やっぱり疲れはするもの。そのため、アンマンに着いたら解散になったのですが、その後に友人と夕ご飯を食べに近くのファストフードへ。
ケバブサンドイッチと、この前飲んでお気に入りになったmocolata(バナナ、ミルク、チョコジュース)。大好きなものに囲まれて幸せなひとときでした。
LEBUNANI SNACKSというレバノン系列のお店です。アイスやジュース、フルーツサラダなどが充実しているアラブ人向けのチェーンなのかもしれません。

私たちの寮は、2人一部屋なので出かける時は鍵をフロントに預けます。というわけで、食後に寮に戻ったら、フロントに手招きされました。
行ってみると…まさかのダンスパーティー状態。ガンガン音楽が流れており、若い女の子たちが踊っていました。管理人さんも、夜の時間過ぎているのに楽しんでまだ開けてくれているし、公認みたいです。
誘われるがまま、ダンスに加わってみたのですが、これが案外難しい。今までクラブに行ったこともないので、こういう経験が全くないもので。。。腕を動かさずに胸を動かしたり、鎖骨あたりをキープしたままで髪の毛をふりみだしたり、日本人にとっては難易度が高いものばかり。
エジプト出身の女の子が丁寧に教えてくれたのですが、向こうもこっちも大変でした。下手すぎて大爆笑されたり。
アラブミュージックにのせて踊っていましたが、「日本の踊りも見せて」というので、友人とソーラン節を踊りました(先週これを求められた友人は、どじょうすくいを披露したそうです。)。ウケたからいいものの、遺跡散策とダンスで足が疲れていたのに、ソーラン節でとどめをさされて、直後から太ももが死亡(笑)
帰ってからやることもあるし、おいとましました。

そういえば、ダンスをしていた子たちは部屋着だからか超セクシー系だったり、胸をゆらせていたりなどイケイケな感じだったのに、写真を撮るときは(髪を振り回していた子ですら)ヒジャブを巻いていました。ちょっと以外でびっくり。
彼女たちはお酒は絶対に入っていないのにテンション高かったり、ムスリマであることにしっかりとしていたり。
遠かったイスラームが身近になって、新たな発見がいっぱいある研修です。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費夕飯(ケバブとジュース) 3.5JOD 501円
交際費
(デート・イベント)
入場料 50JOD 7,150円
ラクダ 5JOD 715円
合計:8,366円

2014/03/20(木) ヨルダン人家庭へ

ヨルダン人家庭へ

今日は普段通りでしたが、午後はヨルダン人のご家庭にお邪魔してきました。一般的なヨルダン家庭を訪問して、アラビヤ語でおしゃべりが目標です。

バスでセンターから移動して、着いたのは高級住宅地っぽい場所のマンション。
そこで温かく出迎えてくださったのが、マハーさんという4人の子どもをもつお母さんでした。
最初は普通に「ヨルダンはどう?」などという話題だったのですが、段々とイスラームに関してなど難しいお話に。
マハーさんは、夫を早くに亡くしてシングルマザー。アメリカに留学したり、各国を訪問した経験などから、自分の考えをとてもしっかり持っていらっしゃるムスリマでした。
改宗することを願っているねと言われて分かったのですが、この国のほとんどはムスリムなので、違う方が珍しいんだなぁとしみじみ。

お宅訪問では、他にはケーキをいただいたり、ASPのスキットを見せたり、お部屋を案内していただいたり、最後には3歳くらいの娘さんとずっと遊んでいました。
たかがマンションとあなどっていたら、想像以上に大きくてびっくりです。部屋いくつあるんだっていう。
ホームステイ受けいれもよくするらしく、ほんとうに温かくて大きいよい家庭でした。

ちなみに寮に帰宅後に夕食だったのですが、夕食には数年前のゼミの先輩とその旦那さまと息子さんがいらっしゃいました。旦那さんはサウジの大使館に勤めていらっしゃるそうで、色々ためになるお話を聞けてよかったなぁと思います。
お正月に公開していて、一部ではかなり話題を呼んだ「少女は自転車に乗って」で、厳格なサウジを知って色々疑問があったので、ぜひ次回は聞いてやる! と思います。

あ!!!!! 大事なことを忘れていました。
今日、アラビヤ語での名前を、センターのアラビヤ語講師からいただきました。
「ないーむ」です。意味は、自分の名前と一緒で「恵み」。
すてきですよねー! アラビヤ語での名前をいただいて本当に嬉しいです。
多分今、ないーむと呼ばれても反応できる気がしないです。(笑)

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食(チキンバーガーセット) 5JOD 715円
合計:715円

2014/03/19(水) ヨルダン大学に潜入

ヨルダン大学に潜入

基本的に、朝7時−7時半起床、8時朝食、9時−1時まで授業、友人とお昼、グループワーク、夕食、MTGっていう流れになってきています。
そんな中でも毎日成長してはいるのですが、細かいことなので(例:アラビヤ語の聞き取り度、文法事項等)省略。
これからは1日の流れというよりは、メインの大きな出来事があればそれだけ書こうかなって思います。

この日は友人と2人で過ごしたお昼休みがとても充実していました。
まず、お昼にセンター内にあるカフェで、シナモンロールwithたーっぷりホイップクリーム。
こういうスイーツに飢えていたので本当に嬉しかったり。ぱくぱくすぐに食べちゃいました。
センターのカフェはおいしいし、店員さんも良い方なのでよく使っています。
ありえないくらい親切で感動しっぱなし。
お礼に友人がふなっしーのマスコットを差し上げて、2人でふなっしーの説明をしました(笑)
「日本でとっても人気のキャラクターだよ!かわいいでしょ!ダンスもすごいんだよ!これ動画!」
スリラーを踊っている動画を見せたら大ウケ。
ふなっしーがヨルダンで流行ったら、私たちのおかげです(笑)

その後にお買い物をしながら、ヨルダン大学へ潜入してきました。日本でいう東大みたいな国内最高級で、そこの学生曰く「中東でもトップレベル」の大学だそう。
日本の大学ってオープンで、地元の人とか、誰でも自由に入れるじゃないですか(私は高校時代、セーラー服で東大の学食によく行っていました)。というわけで、ヨルダンでもそうかなぁと思ったら、全く違いました。
入り口に怖い警備員のおっちゃんたちが複数人立っていて、許可をとらないと学生でも誰でも入れない! まさかの事態。
けどせっかく来たので、ぜひとも中を見てみたい…。

そこで、勇気を振り絞っておっちゃんに近づいて、言ってみました。
「私は日本でアラビヤ語を勉強する学生です。」
私のアラビヤ語がつたなすぎたせいで途中で「英語でしゃべって」って言われたりもしましたが、日本からはるばるやって来たこと、アラビヤ語を学んでいること、ヨルダン大学に留学もしたいから中を見たい旨を伝えたら、案外すんなりと「いいよ」と通してくれました。
アラブ人のこういう優しさと適当さが好きです。交渉してみるものですね。外国人って怖いけど、勇気を出すといいことがあります。

そしてやってきた大学! 雰囲気は、東大駒場キャンパスや早稲田の社学なような。間違ってもSFC的なものではない、本当に大学って感じの大学でした。
人が多いのと、みんなベンチなどに座ってのんびりしている人たちが多かったのが特徴でしょうか。
ほとんどヨルダン人で、アジア人はとても珍しいらしくよく「ニイハオ」が来ました…。見えるのかな。
アジア=中国ってほど、こちらでは中国人が多いのか気になるところ。
ただ、話かけてくれる温かい学生が多いことは確かです^^

来た記念に売店で「university of jordan」トレーナーを購入。グリーンです。
一応、生協系の雑貨屋さんで買ったのですが、大学名の商品はこれだけ。こちらでは、大学名入りのっていうサービスがないのかしら。

そんなこんなで、会話で切り開いた1日でした!
もっと会話がうなくなりたいものです。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

娯楽費アラビヤ文字のキーボード用ステッカー(5枚) 5JOD 715円
本(5冊) 10JOD 1,430円
ファッション費ヨルダン大学トレーナー 10JOD 1,430円
生活用品費ヒジャーブ(ムスリマ女性が頭に巻いているスカーフ)用のヘアバンド 1JOD 143円
ノート 0.5JOD 72円
合計:3,790円

2014/03/18(火) アラブでみそ汁作ってみた。

アラブでみそ汁作ってみた。

今、この日記を書いているのは18日の夜です。
お腹すいたので、日本の味が恋しくなった時のために持ってきていたお味噌汁をいれてみました(寮なので、お湯をわかす設備あり)。
そなえつけのコップがまさかの透明ガラス。お味噌汁の中身が丸わかり状態でした。
味の感想を言うと、「おいしくはない」という感じでしょうか。まずくて飲めないというわけではないけれど、おいしくもない。そもそも私がインスタントのお味噌汁を飲んだことがないというのもありますが、おそらくこちらのお水が硬水というのもありそうです。
硬水ってあんまり好きではなかったのですが、お水って硬水以外こちらではありません。
水道水は沸かしたら飲めるらしいのですが、寮の水道が古いのか、たまに黄色い水が出てきちゃうので、安全を第一に考えました(笑)

そういえば、イギリスのティーだとか、イタリアのパスタだとか、現地でおいしいと思って持って帰ったら、水が違って日本ではおいしくなかったって話をよく聞きます。
料理に水って大切なのかもしれませんね。
たかが水、されど水。あなどるなかれ(と、水の違いを解きながらも、お土産にたくさんアラブ珈琲を買いこんでいたり。)。

2014/03/17(月) 研修2日目

研修2日目

今日は昨日とほぼ一緒の一日でした。
昨日よりは慣れた状態で授業をして、とても楽しく4時間があっという間でした。
その後は、お昼をバーガーキングで食べて、グループワーク。
バーガーキングの感想は、「味変わらない!」。
マックだと少し違ったのですが(あまり日本で行かないからかもですが)、バーガーキングは味が同じような気がします。さすが、アメリカナイズ。
おいしかったけど、残念だったのはチーズがぐちょぐちょになっていたこと。マテリアルやメニューは一緒でも、作る人が違うとそうなっちゃうのですね(笑)

グループワークでは、劇の流れを固めて、次回以降は台詞作成に入ります。
私はヨルダン人ではなく、結局バスケ部のマネージャー役になりました!
特に台詞ないけど、がんばります! その分音声とか拾う係になりましたので、次回以降死ぬかもしれません。

勉強してて思ったのは、アラビヤ語に対する抵抗意識が全くないこと。アラビヤ語漬け状態なので、予習復習が二歩よりサクサク進みます。よかったー。
むしろ日本語に直せなくて困っちゃいますが(笑)

余談ですが、今日の夕ご飯にドーナッツが出てきて嬉しかったです!!
モロッコではデザートにフルーツしか出なかったので、スイーツでわかる各国の発展度(笑)

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食(バーガーキングでチーズバーガーセット) 3JOD 429円
合計:429円

2014/03/16(日) 研修スタート

研修スタート

今日から、本格的に授業とグルワ(グループワークの略称)!

午前中の4時間はアラビヤ語のネイティブの先生とみっちり少人数授業をして、午後は先輩と合同でアラビヤ語で劇作り。
4単位も来るのにふさわしい、超絶インテンシブクラスです。

大学の授業は高校時代からのびて90分ですが、これですら長いと感じるのに、まさかの4時間。
正直死ぬかなって思っていました。が、全くそんなことありませんでした。集中して話していたらあっという間!
しかも本当に楽しかったです。感覚人間なので、理論で文法を詰めるよりも、話して感覚で理解する方が得意なのかもしれません。
宿題もいっぱい出ましたが、やる気でいっぱい。夜に頑張らねば。

お昼はまた、昨日とおんなじターキッシュレストランでごはん。おいしくて人気のお店です。
今日頼んだのは、「シャウルマin plate」。アラブで人気のサンドイッチをプレートにしたというもの。
ものっすごいボリュームにも関わらず、お値段はお手頃。
友人・先輩と4人で、授業の感想等を言いながら食べました。

午後のグルワでは、テーマが発表されました。テーマは「つながり」、かつ何かしらに「ヨルダン」が含まれること。
メンバーは1年生の男子2人と2年生の先輩と私の4人。
個性豊かなメンバーなので、終始笑いながら、一番はやくあらすじを完成させました。本当に腹筋が痛くなるかとってくらい笑って笑って。。。
問題と言えば、主人公がコミュ障設定なのですが、誰がやるかで押し付け合っていることくらい。ちなみに私は、うざいくらい話しかけてくるヨルダン人に内定しているようです。どうしよう(笑)

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食(シャウルマ:アラブ風味つけお肉) 2.2JOD 315円
生活用品費ノート(2冊) 3JOD 429円
合計:744円

2014/03/15(土) 抹茶とケバブ(組み合わせたわけではない)

抹茶とケバブ(組み合わせたわけではない)

今日は、NPOヨルダン日本協力協会開所式と日本フェアでした。開所式には、日本大使館の参事官やSFC総合政策学部長を始め豪華な面々にお越しいただき、またヨルダン流の空手デモンストレーションなどもありました(拳銃を突きつけられたときの対処の型などぶっとんでいて面白かった)。
その中の一つのデモンストレーションとして茶道をやりました。私は水屋で、ひたすらお茶を点てて用意。9人に振る舞うということでてんやわんやでしたが、昨日の特訓や打ち合わせの成果が出て、なんとか無事に終わりました。

その後はブースに分かれて日本文化紹介。もちろん、茶道もブースを出しました。語学学校のカフェラウンジスペースを利用したのですが、センターの方のご好意でカフェカウンターをお借りして「茶道バー」風に。
カフェカウンターにお茶を用意して、ヨルダン人に点てて飲んでもらいました。
みなさん楽しそうでしたが、「おいしい!」と何杯もおかわりする強者もいれば、薄くいれても「苦すぎて無理」と一口で残す人もいます。
2時間くらいひたすら対応して(説明してお茶点ててもらって、お皿洗って、お湯足してを無限ループ)、もう何人来たとかカウントできませんでしたが、おそらく100人以上はやれたと思います。
茶道って動きだから、言葉ではなくノンバーバルなコミュニケーションになりました。お互い理解し合えて楽しめたからいいんだけど、自分の語学力不足で茶道の意味など深い部分まで説明出来なかったことが残念。
ただ、楽しんでもらえたのは事実なので、日本文化へのとっかかりとなれるといいな。

従来の大学の提携などにせず、今回NPOとしたのは、学術交流には国境がないからだそう。国同士ではなく、人間同士のつながりの拠点を目標にしています。
そのため、今回は色々と日本人、アラブ人、国など関係なく交流して、いい経験になったと思います。

11時から式典がスタートして、撤収まで終わったのが3時。モロッコの朝から着た浴衣を一日中脱げないの二の舞で、ずっと着ていました。
ずっと動き回っていて本当にお腹がすいていたので、宿に戻るまでの間にあるトルコレストランで修士(大学院)の先輩と遅めのお昼ご飯(浴衣着ながら…)。
念願のケバブを食べました! アラブといったらケバブってくらい、ずっと食べたかったのです。
結論言うと、おいしかったーーー! けど、正直日本でも有名だから、「アラブだから」っていうのはなかったです。そもそも、トルコレストランだし、ここ。(笑)

それよりも先輩とのお話が面白かったです。普段なかなか関わる機会がない先輩なのですが、研修中はお世話になりっぱなし。アラビヤ語ペラペラで、美人でとても優しくて憧れの先輩なので、ずっと一緒にいる分、色々と関われて嬉しいことだらけです。
先輩はムスリマ(イスラム教徒の女性)なので、生きたイスラム教の勉強になります。私はまだアッラーを信じるまで至ってはいませんが、イスラム教の考え方って素敵だなって思うこともしばしば。
イスラム教徒はすべてをアッラーにゆだねます。だから、適当なんです。
「明日、○○してね」って頼んでも、「インシャーアッラー(もし神が望めばやるよ)」っと超適当な答え。やるかなんてわかりません。正直、いらっとくることもありますが、こういう考え方ってすべて根詰めて几帳面でストレスにさらされている日本人にとって、割と必要なものかなぁと思ったり。
こういう真面目な話から、女子会の定番・恋バナまでいっぱいお話できて大満足でした。

夕食を食べた後はオリエンテーション。明日から始まるアラビヤ語の2週間の授業とグループワークのクラス分けでした。
どちらも個性豊かで面白そうなメンバーで、今からとても楽しみです。

明日から午前中はアラビヤ語の授業、午後はフィールドワークの本気で死にそうなスケジュール。
今体調壊し気味で、お腹や頭痛いし、葛根湯を飲みながら書いていますが、健康に留意して充実したものにしたいです(原因は不明)。

ちなみに写真は、茶道バーの時。真ん中は法被着たアラブ人です(笑)

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費ケバブ 2JOD 286円
フライドポテト 1JOD 143円
チョコレートバナナミルクスムージー 2JOD 286円
合計:715円

2014/03/14(金) 茶道な一日

茶道な一日

こんばんは。段々ヨルダンにも慣れてきました。
今日は午前中はゼミのプロジェクトのMTG、午後は明日の日本フェアとNPOヨルダン日本協力協会開所式の準備。私のゼミは、アラブ各国への研究拠点づくりや提携等を行っており、今回もその一環です。しかし今回は、まさかの学部長までこちらにいらしているとか。
実は去年中に学部長が変わった関係で、お顔を存じ上げないのです。大学生になると、担当の教授以外の顔が本当にわからなくなります。だって、数が多いのだもの。

午前中のMTGは、ゼミで作成しているフリーペーパーに関して。4月初めの入稿を目指してラストスパートです。今回は私は制作に関わらず、次回に活かすべく単に傍聴しているだけですが、次回からはがんばります。
このフリーペーパーは「ハヤート(生活)」というタイトルで、主に「ハラール」に関する情報発信です。
みなさんは、「ハラール」ってご存知ですか? 最近よく新聞などで取り上げられることが多いのですが、イスラム教徒にとって「許されていること」です。例えば食品では、イスラム教徒は豚やアルコールは「許されていないこと(ハラーム)」になり、彼らに向けて食べ物を提供するにはそれらがないものではないといけません。
「豚丼を出さなきゃいいだけでしょ?」って思いがちですが、日本食にはみりんなどが入っていたりと案外難しいものだったり。そのような、日本人には身近でないけど、今注目されている情報を発信しています。
とてもいいフリーペーパーで、無料配布していますので、SFCにお越しの際にはぜひお取り下さい(笑) 個人的な野望なのですが、秋に行われている学生のフリーペーパーのコンテストに応募したいなぁと思っていたりもします。

電波悪い中でSkypeMTGを終え、午後は街を少しお散歩した後、先輩と買い出しに。
明日の茶道用の用具が足りなくなったのと、生活用品をちょこっと。近くにフランス系スーパーのカルフールがあります。
歩いていてびっくりなのが、こちらには横断歩道がないこと。歩行者は車が来ないタイミングを見計らって横切ります。渡った先のヨルダン大学に行きたかったのですが、車のスピードがめちゃくちゃ速いし、交通量も多いし、道幅も広いし、どんくさい私には無理そうなのでお散歩では諦めたり。
後で地下通路の存在を知って、行ってみましたが、金曜日なのでお休みでした(イスラム圏は金曜日が休日)。
残念!!!!!

お買い物では、お目当てのものを買えて満足。
お土産にアラビヤ珈琲を買いまくったり、過ごしやすい用にバスマットやスポンジ、ハラール(豚やアルコールがNGなイスラム教徒向け)なカップヌードルやアラビヤ語の雑誌などなど…。旅先では、ついつい買い込んじゃいますね。
今日はホワイトデーということで、同じ部屋の友達にクッキーを買って帰ったり、先輩からアイスを奢っていただいたりしました! まさか研究室に箱でボンって置いといただけで、お返しいただけるとは恐縮でした。ただ、めっちゃ嬉しい! 私は良い先輩に恵まれています(お菓子だけで単純)。

夕方頃からは、日本フェアの準備です。私は「日本の伝統的な遊び」と「茶道」係に所属しています。伝統的な遊びの方は前日までに準備を終えてたため、茶道に注力。
実は茶道経験者なので、大学での茶道サークル元副代表の先輩と準備と練習。私が裏千家初級を取ったのが中2で、それ以降触れていないため、新しい発見の連続でした。
コツを教わって、練習を重ねると、当時よりも断然うまく点てるができてとっても嬉しかったです。
まさかの中東で、茶道が上達するなんて思ってもみませんでした(笑)

練習のため、何杯も点てて、ひたすら出来たものをセンターのアラブ人に配り続けました。
ほとんどの人が「おいしい」って言ってくれて嬉しかったのですが、どこまで本当に思っているのやら。とりあえずアラブ人向けに、実は薄く点ててあります(笑)

さて、明日は朝7時から、茶道の打ち合わせ&リハーサル!
女の子の浴衣の着付けも私が担当します^^
練習の成果を出してやります。

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費珈琲豆(4つ) 6.4JOD 915円
お菓子(2つ) 2JOD 286円
カップヌードル(3つ) 1.8JOD 257円
ミルク 1JOD 143円
娯楽費雑誌 4JOD 572円
生活用品費タオル 1.8JOD 257円
スポンジ 0.6JOD 86円
合計:2,516円

2014/03/13(木) あさひるヨルダン

あさひるヨルダン

アサダンでもヒルダンでもなく、ヨルダンにいます(今日の友人の渾身のギャグでした)。

今日から数日は語学研修が始まるまでの少しのんびり活動タイム。
今日は午前中はのんびりして、夕方からヨルダン大学の日本語会話クラブとの交流会でした。
会話クラブまでは、午前中にたまった洗濯物を干したり、日記を書いていたり、勉強したり。
午後は先輩のお部屋に集まってお昼&勉強していました。

お昼はマック! 世界共通のお店だからこそ、比較が楽しかったりします。
友人はお昼をすでに持っていたので、どきどきしながら1人でお店へ。
行ってみてびっくり。メニューが全然違う!
ビックマックはどこでも共通みたいですが、普通のハンバーガーがないし、メニューの半分がチキンだし。
日本と同じで手元にメニューもありません。ドリンクの種類とかも書いてありません。
しょうがないので、スマイルを0円でくれなそうなお姉さんに相談。
「一番普通のビーフのってなんですか?」「は?」
すったもんだの末、結局「マックロイヤル」というものが、普通のハンバーガーらしいです。全然ロイヤルじゃない(笑)
なぜか自動的にセットになっててポテトがついてたり、なぜか勝手に注文されていたドリンクはオレンジジュースをチョイス。
本当はお茶とかがよかったのですが、お姉さんがくれた選択肢はコーラかファンタかオレンジジュースでした・・・。
ちなみにこちらのオレンジジュースはおいしいです。しぼってある感じがいい。
がしかし、ハンバーガーとポテトも、日本の方がおいしいかもしれません。というか、日本に勝る美食大国ってそうそうないです。
食べ終わった後は、お勉強。
アラビヤ語での自己紹介や、交流会の課題である「100万円あったら何に使うか」作文を、修士の大先輩に見ていただきました。初めて辞書をフル活用。
アラビヤ語を正しい文法で正しい発音で話すってだけでも本当に大変なんだなぁと、道の険しさを実感。
教授曰く、現地研修でのびる人は「大きい声」「たくさん話す」人。
これから頑張らねばと気が引き締まります。

交流会では、ヨルダンの日本語学習者と、阪大からの留学生と交流しました。
阪大生がまだ数ヶ月しかアラビヤ語を勉強していないのにペラペラでびっくりです。やっぱり留学っていいですね。
今までアラブに留学って考えたことなかったのですが、このような道もあるのかと、新しい選択肢として追加してあります。学費の問題さえ片付けば、物価も安いし治安もいいし、住むにはいいかもしれません。

夢とやる気が膨らんだ1日でした!

【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費昼食 4.5JOD 643円
合計:643円

2014/03/12(水) 憧れのヨルダン! アラブ世界!

憧れのヨルダン! アラブ世界!

飛行機で爆睡すること数時間、ついに研修の地ヨルダンへ。モロッコと違い、本当に3月の寒さ。つめたい雨もかなり降っていて、視界もあまりよくはありませんでした。ありゃりゃ。
けど、とっても楽しいです!
モロッコがどちからというと「アフリカ!」という感じだったのですが、こちらは「まさにアラブ!」って感じです。モロッコの赤い土の壁に対して、こちらは石で茶色い。道も車の往来が激しく、ほこりっぽい。モロッコはフランスの植民地でしたが、こちらはイギリスの植民地なので英語併記だから過ごしやすかったりもします。
また、マックやバーガーキング、ショッピングモールなどもあり、モロッコよりも経済発展しているように見えました。

滞在拠点は、近くにあるヨルダン大学の女子寮。2人1部屋でとてもきれいで大きい。Wi-Fiも飛んでるし(わざわざ私たちのために作ってくださったのですが、なぜか「kieo universty」(笑))。相方は今回の旅で唯一の同学年同い年の子。話が盛り上がります。
こちらに二週間滞在するので、過ごしやすいようにカスタム中。大きな水やお茶を用意したり、トイレとお風呂のしきりがなく同じ床に一緒にあるので、トイレ用サンダルや洗面桶買ってみたり、カレンダー置いたり。
アラブ世界って本当にシャワー環境がひどいんです(笑)。お湯が一定に出ないし、むしろお湯が出ただけ嬉しい。水すら出ないときもある。洗面桶、必須です。
また、トイレのドアが閉めても閉めても開いてしまうため、いらないシーツで即席カーテンを作りました(笑)。

着いてからは、レバノン系列(?)のファストフード店で、シシタウを食べ、MTG。みんなのモロッコでの学びを共有しました。
その後は、大きなスーパーへ行き、以下の出費のものを購入。他のテナントもいっぱい入ってるのですが、とにかく安い! また、下着屋さんが多いイメージ。アラブの女性って見た目地味な分、下着をめちゃくちゃ派手にするって本当だったんだと実感しました。ヒジャーブ(頭に巻くスカーフ)も可愛いの多くて、欲しくなっちゃいます。
スーパーでは写真みたいに、かごがまさかのキャリー型。いっぱい詰め込めたので楽チンでした^^

ちなみに、面白い現象を発見。こちらの女性たちは面白いヒジャーブの巻き方をしています。なぜか、頭頂部をもっこりさせるんです。「湾岸スタイル」と呼ばれてはやっているみたい。中にティッシュを詰めているとか。
日本の女性も(アゲハ系とか)髪を上に盛るのがはやっていますが、こちらもかっていう感じです。はやりって全世界共通なんでしょうかね(笑)

【支出は1UAEディルハム28円で換算】
【支出は1ヨルダンディナール143円で換算】

【本日の支出】

食費ご飯 10AED 280円
水 1JOD 143円
お茶っぱ(2つ) 3JOD 429円
珈琲 2JOD 286円
お菓子 7JOD 1,001円
生活用品費洗面桶 2.7JOD 386円
サンダル 1.9JOD 271円
トイレットペーパー 2JOD 286円
ハガキ 2JOD 286円
封筒 2.8JOD 400円
合計:3,768円

2014/03/11(火) モロッコさようなら!

モロッコさようなら!

トランジットしていたら、気づいたら終わっていた11日。
日本にいる皆さんは、震災の時間に黙祷を捧げたり色々な動きがあったみたいですね。一日でも早い復興を願います。

はい、今日でモロッコが終わりました。楽しかったモロッコでの日々が、終わってしまいました。
中学から憧れていたけれど絶対に行くことはないと思っていたアフリカ大陸へ行けて、ASPでお世話になった方々に会える旅になって、アラブ世界に足を踏み出して、、、、行けてよかったなって思います。

さて、その思い出を胸にヨルダンへ出発。
また、アブダビでトランジットです。今回の旅は全部エディハト航空で、機内プログラムもだいたいわかったし、長時間フライト慣れもしてきたので、機内ではずっと爆睡。

アブダビ空港では、前回と同じ8時間待ち。免税店なども一通り見終わっていたので、先輩とずっとお話していました。私のゼミは、プロジェクトとかが盛んで先輩後輩の仲がいいのが特徴ですが、外国っていうのもあり、普段話せないことまで相談しちゃいました。将来とか学校生活とか、人には言えないことまで(笑) 本当に充実。
大学生って色んな選択肢がありすぎて、迷ってしまうこともしばしば。そんな時、頼れる人がいるというのは心強いものです。

そして、アブダビを発ち、ヨルダンへ向かったのでした。

【支出は1ディルハム13円で換算】

【本日の支出】

交際費
(デート・イベント)
お土産 100MAD 1,300円
合計:1,300円

2014/03/10(月) 大学でモテモテ?!

大学でモテモテ?!

今日は、人生に3度しかないというモテ期がきました!! まさかのモロッコで! やった!
モテたい人には朗報です。方法は簡単、モロッコの大学で浴衣を着るだけ! これであなたも写真に引っ張りだこです(笑)

この日はハサン2世大学に1日滞在し、交流しました。そこでのプログラムの一つに日本の文化紹介があり、私は茶道担当。浴衣で行うのですが、着付け大変なのでホテルから着ていって一日浴衣でした(よく考えたら浴衣は夏用の服で、現在まだ3月。かなり寒かったです。笑)
私は鈍感なのであまり視線感じませんでしたが、友人曰く「かなり目立っていた」らしいです。浴衣着るだけで、「かわいい」って言ってもらえる環境、モテたい方はぜひ活かしてください(笑) 男性でも有効です。

さて、この日は大学に滞在したと書きましたが、まずはセレモニー。文学部長などが出迎えてくださりました。その後は、講義に潜入。おそらく、イスラム学的な何かの授業。全部アラビヤ語なので何言ってるか全くわからず、しかし最前列に座ったためひたすら教授のメタボ腹を眺めていました。最後になぜかコーランの暗誦が。ほんと何故(笑) 生徒の2/3が女性で、しかも積極的。海外の大学の授業を体験出来た良い機会でした。

その後、大学で日本語を学ぶ学生と招待した日本語学校の生徒さん方へ教授の講義。これもアラビヤ語だったので少ししかわかりませんでしたが(普段の授業の知識だけ)、印象に残っています。
その後、交流会をして(前述の通り。まさかアフリカで茶道やるとはね。)、夕ご飯はご家庭に。今回の旅は、過去にアラブ人学生歓迎プログラムに参加して来春からSFCの院に進学予定のモロッコ人がプロデュースしてくださいました。その方のおばさんのおうちにお邪魔して、夕ご飯をいただきました。家庭料理なのにレストランとかわらない大きさ、そして相変わらずの豪華な客間。モロッコでの最後の夕食ということで、みんなでわいわい食べました。

写真は、去年のパーカーを着たアラブ人学生歓迎プログラム参加者と浴衣姿の私。

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そういえば、アラブ人学生歓迎プログラムについて説明がまだでしたね。
アラブ人学生歓迎プログラムでは通称ASPです(ahlan wa sahlan program : アラビア語で「ようこそ」)。毎年11月にゼミで、アラブ人数人を日本へ招待して、学術交流をするというプロジェクト。10年以上の経験があります。去年はモロッコから2人、エジプトから1人、レバノンから1人来ました。私はモロッコ人ファティマさんのチューターになり、日本の小学校の道徳教育について2週間調べました。
ちなみに費用は、夏と秋に2回ある学園祭でゼミで出店して稼ぐという、自給自足だったり。みなさま、屋台人気NO.1だったケバブ、ぜひご賞味ください(笑)

2014/03/09(日) 日本語学生と交流

日本語学生と交流

今日はフェズという都市で、2つの学校と交流の1日でした。
まず、午前中は桜日本語学校の生徒さんたちと市内観光。桜日本語学校は、ゼミでのアラブ人学生歓迎プロジェクトの2010年の参加者が作った日本語学校(塾)です。今年度はそこから、スカイナさんが参加してくれました。
みなさん日本語ペラペラで、13歳から35歳まで幅広い年代の方が学んでいます。私がアラビヤ語を話せないため、日本語か英語で交流しました。刺繍工房や毛皮の工場や14世紀の大学へ行ってフェズの文化を学び、「まさにアラブ!」という感じの細々ゴミゴミした巨大スーク(市場)を回りました。毛皮工場は有名らしく、ラクダやヤギなど4種類の毛皮を処理しています。工程で鳩のフンを利用するため独特のにおい。ただ、SFCも近くの養豚場のせいでひどいにおいがするため、なんだか懐かしくなっちゃいました(笑)。
そういえば、フェズの街には猫が多く、ホテルやレストランにも普通に入ってきてエサをねだってくるからびっくり(店員さんもわざわざ追い出さない…)。おしゃべりしながらマイペースに仕事していたり、独特のよびかけだったり、アラブって日本と全然違います。
学生からアラビヤ語を沢山教わったり、フェズについて教えてもらったりとエキサイティングなひととき。みなさん、日本人よりも詳しいんじゃないかってほど日本が好きで、アニメについて話したりもしました。日本人と交流する機会があまりないので、積極的に話してくれて一緒に笑いながら写真を撮っていい思い出です。

その後、JICAの関係でフェズの大学で日本語を学ぶ大学生と交流。日本語のスピーチを聞いたり、クイズ大会をしたり。スピーチでは「人が本当に死ぬときは、忘れられた時だ(?)」というONE PIECEの名言や、モロッコのアラビヤ語名は「アルマグリブ(日が沈むところ)」という意味なので、日の本の日本と地球の裏側で、「遠いけど、一本の太い糸でまっすぐつながっている」という話が印象的です。アニメクイズでは、仲良くなったNARUTOオタクのアミラちゃん(アラビヤ語で姫という意味!かわいい!)に、日本人の私が助けてもらっちゃいました(笑) 仲良くなった記念に、サクラ(NARUTOのヒロイン)のキーホルダーをいただき、見事な逆輸入が成立(笑) 実は私、NARUTOを知らないのですが、どこにつけようかなー。

その後は、桜日本語学校を訪問。テナントビルの一室でした。竹で作った日本の国旗や、書道作品など和テイストであふれています。浴衣やモロッコの民族衣装でお出迎えしてくれました。歓迎会では、歌やモロッコ流の茶道を披露してくださり(「KOSMOS?」など日本の歌。ちなみにタイガーマスクも歌えるすごい日本語教室です(笑))、こちらも研究会の歌を歌いました。モロッコの茶道では、伝統のミントティー。このミントティー、どこにいっても出てきます。ミントのにおいがきつくて、砂糖いっぱい入って、まさにキシリトールガムみたいな味、私は苦手なので苦労しています。
交流会では、私は15歳の女子高生と13歳の女子中学生4人と仲良くなっちゃいました! 浴衣姿のJK、JC、かわいすぎてメロメロでした。「アニメが好きなのー!」と、進撃の巨人で盛り上がったり。ハンジの性別について聞いてみたら、「声優が女だから女だよ」と私の知らないディープな情報まで教えてくれました。
ジャパニメーション、偉大です。海外で思い知ります。コミュニケーションに最適!

ふと思うこと。
自分の語学力の関係で、英語でのコミュニケーションになりがちです。「英語が出来れば世界と話せる」というのを実感している反面、むしろ出来てしまうからこそ他の言語への学習意識が低まっちゃうのだなぁと少しの危機感。実は4月から英会話スクールに通うのですが、アラビヤ語もしっかり両立させねばですね。

2014/03/08(土) てくてく砂漠散歩

てくてく砂漠散歩

この日の朝は、ちょっと早い6:30集合。
みんなで地平線が見える丘に登って、砂漠の日の出を見に行きました。
日の出前から空は明るく、砂は歩きづらく(鳥取砂丘に行ったことがある人はわかるはず。あんな感じの砂山が延々と続きます。)、しかも映像用カメラを持った状態。そしてさらに、昨日の日記に書いた通り先生はお元気なのでどんどん先へ。結局1時間以上歩き続けてふとももが痛くてしょうがない。しんがりになりながらも頑張りました!(笑)
去年の夏に鳥取砂丘へ旅行に行ったことがあるのですが、全然規模が違います! どこまでいってもなくならない砂丘。きれいな風紋。大変だったけど、来れてよかったなあとしみじみ感じます。
(カメラ忘れて、しかも映像用カメラ持っていたので写真なし。やらかしました…)

その後はひたすら、フェズという都市に向けてまた移動の1日。やることいっぱい、訪れるところいっぱいの弾丸旅行なのでモロッコ全域をバスで駆け回ります(笑)
昨日の移動は夜中で、暗くて見えなかった風景が眼前に広がっていました。日本にはない、地平線までの草原、羊飼いの姿などなど感動するものでいっぱい。田舎の街は、まさにアフリカらしいちょっと小汚い感じ。バスの窓から、人々の生活をかいま見るのがとても面白い!
ちなみに、大学街のような街(イスナーン?)も行ったら、全部が元植民国・おフランス式。その街以外でも、フランスの影響が色濃く出ています。

ただ、ショックな出来事もありました。人生で初めて、子どもに物乞いをされたのです。途上国ではこのようなこともあるって知っていたし、本を読んだこともあるし、過去にインドの元児童労働従事者の講演会にも足を運んだこともあります。しかし、百聞は一見にしかずとはまさにこのこと。とにかく、自分が直面して言いようのないショックを受けました。10人くらいいたし、与えたところで解決にはならないので、結局誰からも買わず、誰にも与えずでしたが、人として少し奪い合いになっても与えるべきではないのかとかぐらぐら。つらそうにお腹を抱えて目で訴えてきた子が印象に残ってます―― 子どもでわかってて演技するほど彼らの境遇は廃れているのか(あの状態からでは彼らの実家のステータスとか境遇はあくまで予想になるけど)。
色んなモロッコの顔に触れた1日でした。

【支出は1ディルハム13円で換算】

【本日の支出】

生活用品費絵はがき 5MAD 65円
合計:65円

2014/03/07(金) サハラ砂漠へ

サハラ砂漠へ

今日はとにかく移動の1日。
朝7:30にアガーディールを発って、夜11時近くにサハラ砂漠に到着!
ずーーーーーーっとバス!

本当に何もない中をバスでいきました。
れき砂漠(岩とか少しの草)みたいなところをずーっと横断して、途中に本当にローカルな街を眺めて。
約2時間ごとにパーキングエリアやガソリンスタンドで休憩、それ以外爆睡、そんな一日でした。

ただ、それだけではつまらないので、1カ所だけ観光。
昼食のレストランの裏手が謎の遺跡でした(本当に急だったため、名前や意図わからず)。
例えるならば、古代のアンデス文明みたいな。写真を見ればわかりますが、下にオアシスが広がり、上には山みたいなものが。遺跡チック街を通り、階段を上ると、一望出来る頂上につきます。さて、これは本当に何の遺跡だろうと、謎は深まるばかり。とりあえず、「ビックサンダーマウンテンみたい」と言えることは確かです(笑)
ちなみに、教授は53歳なのですが、毎週ランニングしたりマンションの前の雪かきをすべてお一人でやってのけるほどお元気。体力自慢の男子学生よりも身軽に一人でひょいひょいのぼってしまわれて、学生全員でおいかける始末(笑) ちなみにこれは翌日の砂漠でも同じ状況が起きて、1時間ひたすら砂の上を歩きました。

そんなハプニング(?)がありながらも、無事に砂漠に到着。砂漠手前の街でランドクルーザーに乗り換えます(ちなみに、このランドクルーザーはトヨタ製。他にNISSANなど日本車は各地で見かけます)。
ランドクルーザーで砂漠を30分走れば、ついに宿! 砂漠の真ん中! 何もないので、本当に星がめちゃくちゃきれいに見えます。思わず寝っころがって、寒さを気にせず長時間眺めちゃいました。
また、ホテルのスタッフさんたちとたき火を囲みながらおしゃべりしたりも。彼らはベルベル人(土着民族?)なのですが、砂漠で生まれて砂漠で過ごしているそうです。日本人観光客もよく来るため、日本語が上手! なぜか知っていた「はとっぽっぽ」の歌を合唱しました。お互いの共通言語が英語で、世界各地で通じる英語の汎用性を実感したり、テザリングしてもらってFacebookでつながるなど世界中で世界中とつながる技術の進歩に感動しました。

その後、シャワーから水が出ず、煙臭いまま寝て終わった1日でした。
いやあ、高校生だった1年前には、まさかこの人生でモロッコに行って、まさかサハラ砂漠で寝てるなんて思ってもみなかったものです(笑)

【支出は1ディルハム13円で換算】

【本日の支出】

食費メントス 9MAD 117円
合計:117円

2014/03/06(木) モロッコ初日!

モロッコ初日!

昨日夜にモロッコに到着! カサブランカ空港は、まさかのラーメン屋さんのにおい。(笑)
出たところは、ただっぴろい白い空間にヤシの木。
そこからバスで2時間、マラケシュまで行ってリヤド(邸宅ホテル)に泊まりました。
ゼミの「アラブ人学生歓迎プロジェクト(アラブ人の日本語学習者を日本に招待して学術交流するプロジェクト)」で去年招待したモロッコ人学生スカイナさんのお姉さんのファティハさんのホテルを利用。
到着は夜中、部屋に分かれてぐっすりです。30時間を超えるフライトにみんなくったくたでした。

朝はみんな集まってごはん。モロッコ伝統のミントティー(お砂糖たっぷり、後味苦め。キシリトールガムみたいな)に、パンやクレープ(通称:油クレープ)など盛りだくさん。とにかく甘い!砂糖たくさん!! しかも量いっぱい!
食べきれないほど出すのがアラブ流です。

そして、午前中はついにモロッコの市街地へ繰り出しました^^
アツい日差し。スカーフを被る女性たち。土のせいか、赤い建物。砂っぽい。馬車が生活の一部になっている。
アフリカにやってきたんだと実感!
元はフランス植民地の関係で、基本的にフランス語とアラビヤ語が併記でした。

まず向かったのが、マラケシュで一番有名なスーク(市場)。
アラブでは値切りが普通。腕次第では半額で買えます。(笑)
モロッコの名産の革製サンダル(本当はバブーシュと呼ばれるスリッパが有名なのですが、必要なかったのでサンダルへ)とスカーフを購入。それぞれ50DHほど値切れました。また、歩いて疲れたからその場でしぼってくれるオレンジジュースも飲みました。
ちなみに態度が良いからか、日本人観光客だとわかるとカモにされます。陽気なお兄ちゃんたちなので、それもとっても楽しかったりするのが醍醐味。客引きでは、誰が教えたのか「貧乏プライス」「ここ秋葉原」と連呼してきます。(笑)

その後、お昼ご飯はお姉さんからの招待で、スカイナさんの実家でごちそうしていただきました! スカイナさん本人は、フェズで大学生をしているので会えませんでしたが、こんなところでご縁があるなんて素敵ですね。
ちなみにアラブ人はお客さんを招待することが大好き。絶対に豪華な客間があり、あたたかいもてなしを受けます。
最初にクッキーとお茶が出てきて、そこから直径50cm以上の大皿に盛られた前菜。カレーやサラダなど様々なものが載っていて、それぞれ取り分けます。朝食にも書きましたが、アラブ人はとにかく食べきれないほど出します。なので実はこれだけでもかなりの量。正直、料理がこれだけだと思ったのでお腹いっぱい食べてみたら・・・・まさかの次にメインディッシュが登場! 一同びっくり。同じくらいの大きさのお皿に、モロッコ名物・世界一小さいパスタであるクスクス! お腹いっぱいだったけど、おいしいのでこれもスプーンが進むのなんの。デザートにはアフリカらしく、ボンッとフルーツをいただきました。
イスラム圏の特徴として食事の席で男女がテーブルごとわかれるのですが、男子はしゃべらずガツガツ食べて、女子は和やかにおしゃべりしながらのんびりと。これは世界共通だねってファティハさんと笑っていました。

その後、バスで4時間かけてリゾート地、アガーディールへ。こちらの都市にも、アラブ人学生歓迎プロジェクト参加者のファティマさんがいます。
なんとこの方は、私がチューター班を努めた人! そのファティマさんの通う日本語学校にお邪魔しました。
まず、向かってから通されたのが衣装部屋。モロッコの民族衣装体験をさせてもらいました。普通は体のラインが出ないゆったりめのものなのですが、モロッコの場合は腰をベルトでとめるのが特徴です。アラブの服って、本当に美しい!
交流会も、おいしいアラブ料理や歌のプレゼント、日本語のスピーチコンテスト(童話)など様々な催し物が! また、ファティマさんが日本滞在中に作った日本語スキット(私も友人役で出演)上映も。学生とも仲良くなれて、いっぱい写真も撮りました。とにかくファティマさんと出会えて、さらに友達が出来て本当に嬉しいひとときでした。また色々きれいなものを見るのもいいけれど、各国の友人と再会出来たり、友人を作れるのも旅の一番の楽しさ!

モロッコ1日目は、充実しすぎたものでした。ちゃんちゃん。

【支出は1ディルハム13円で換算】

【本日の支出】

食費オレンジジュース 4MAD 52円
ファッション費サンダル 200MAD 2,600円
スカーフ 180MAD 2,340円
合計:4,992円

2014/03/05(水) アブダビでトランジット

アブダビでトランジット

アッサラーム・アレイクム!
成田からはるばる12時間、現在、アブダビ(アラブ首長国連邦)でトランジット。
気温は19度、日本はしょうゆといいいますが、ここは少し甘いまさにアラブっぽい匂い。
そんな空港で8時間待機です。笑
食料として、甘いフルーツミックスジュースを購入。
ドルで買ったのですが、おつりが出せない分お菓子(キットカット)もらいました^^
やったー!

半日も飛行機に乗っていたわけですが、どういうことかかなり楽しかったです!
エディハト航空は、ゲームも映画も充実していて、席も友達と隣で、ご飯もおいしい。
これで、成田-モロッコ、モロッコ-ヨルダン、ヨルダン-成田(すべてアブダビでトランジット)でたったの16万円!
基本は英語とアラビヤ語で、搭乗したときから異国気分なのもとても楽しいポイントです。
(個人的にはゲームに「ビジェルドクイック」があったのがとても嬉しかったり。2位と桁違いの点数でハイスコア取りました。笑)

トランジット終えたら、モロッコに着予定。
着くのは現地時間5日の夜です!
時差8時間、ぼけないように努力!

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さて、時間があるので、今回なぜ私がアラブ旅行をしているのかご説明します!
今までずっと旅の様子等を更新しといて、やっとです。笑

私の通う慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)は第二外国語が盛ん。メジャーなスペイン語やフランス語から、マレー・インドネシア語までバラエティも豊富です。
また、それだけでなく週4コマのインテンシブコースや、現地研修などの特徴も。
そんな中、私が選択したのがアラビヤ語。
理由は「シリアの難民問題を解決したい!」なんて高尚なものではなく、単純にマイナーな言語をやりたかったから。
(あと、顔立ちがアラブっぽいから。笑)
そんな単純な理由からでしたが、やっていくうちにどんどんはまってしまい、現在はアラビヤ語の先生のゼミ(アラブ・イスラーム圏研究)にも所属しています。
そして、1年たった現在、アラブにいるというわけです。

アラビヤ語って、本当に面白いんです。
話せると色んな可能性が開けるし、機会もいっぱいあります。
学んでみてわかったことを、今度またご紹介しますね^^
ちなみに、図キャンプでの私のワークショップはだいたい「アラビヤ語」です。

興味がある高校生のみなさん、機会があったらぜひ聞きにきてください~^^

【支出は1ドル101円で換算】

【本日の支出】

食費ジュース $5 505円
合計:505円

2014/03/04(火) アラブへ出発前準備

アラブへ出発前準備

今日、アラブへ発ちます。
最初に訪れるのはモロッコ!砂漠!
わくわくがとまりません!!

昨日まで合宿でしたが、飛行機が夜9時の便なので
少し余裕が^^
朝からお買い物にいきました。

まず、向かった先は銀座。
そこでバイト先の先輩とお茶してきました。
平日朝9:30~銀座でゆったりお茶なんて、大学生リッチや~。笑
4年生の先輩で4月から就職、今日で会えるのが最後だったので、
餞別にお花とハンカチいただきました!写真のです!かわいい!!
先輩は英語ペラペラで、彼氏さんがなんとネパール人。
アラブとネパ-ルで勝手に親近感を持っちゃいます。笑

その後、歩いて八重洲まで。
日本最大級の本屋さん、八重洲ブックセンターへ。
実は、日本語-アラビヤ語辞書と、アラビヤ語-日本語辞書が必要でamazonで頼んだら、
注文を間違えたらしく同じ辞書が2冊もきました…orz
受け取ったのは昨日、頼み直す時間はない、ということで一縷の望みをかけて行ったら…ありました!
本当によかったです。やれやれ。

さて、これから荷物の最終チェックに入ります。
あと数時間で出発ー!
3月は自宅に合計滞在時間24時間以下という、超アクティブ月です。
がんばってきまーす。

【本日の支出】

学習費辞書 5,000円
交通費交通費 2,320円
合計:7,320円

2014/03/03(月) 散々(3/3)な一日

散々(3/3)な一日

ちょうど33の日なので、こういうタイトルにしましたが、すばらしい一日でした。笑
あ、3に関連するといえば、この3日間毎晩3時就寝です!笑

なんて、不規則なことを書いてみましたが、今日で合宿も終了!
夜中までのMTGとおさらば、おうちのお布団でゆっくりとーなんて思いたいところですが、実は明日からアラブへ発ちます。
充実しすぎて、人生で初めて自分をリア充って感じたかもしれません。笑

さて、まずはとりあえず合宿をば。
昨日の日記に書いた通り、インフォグラフィックスでポスター作りをやりました。
班のみんなで意見を出し合って、すばらしい作品が出来たのに、お見せできないのが残念。。

ちなみに、それに平行して、裏でビデオ作り(スタッフとしてのお仕事)もこなしていました。
3日間をふりかえるムービー制作です。
実は昨日深夜に思いついて、今日サプライズで製作。
こうアイデア出して人を喜ばせるって楽しいですね。

そんなこんなで
夜に帰宅して、夕ご飯はしゃぶしゃぶ!!
明日からアラブ圏(豚NG)に行く私のために。笑
また、食後にはひなまつりということでケーキも!!

充実しすぎて、本当に明日行くのか不安な今日このごろ。
はい、たぶん、おそらく、明日は旅立ってきまーす!
マアアッサラーマ!

【本日の支出】

食費飲食費 200円
交通費交通費 1,000円
合計:1,200円

2014/03/02(日) 合宿なうです

合宿なうです

こんばんは!わだめです。
もう3日なんですが、体感は2日。
深夜までスタッフMTGしていました!笑

現在、合宿2日目です。
市長さんの講演を伺ったあと、
行政について学んできました^^
高校生~社会人まで、本気で事業仕分け。
行政の文章って細かすぎて、数字多すぎてびっくり。
数字と戦いつつ、模擬事業仕分けを行いました。
事業仕分け用シート(本番で使ったのと同じもの)を見て、
数字などから市職員への質問を考え、
そして班の代表が実際と同じように質問して職員が答えるというもの。
私も代表として参加しちゃいました!
本気で質問して、本気で答えていただいて充実したひとときでした。

夕方からは、インフォグラフィックス(画像で情報を表す方法のこと)!
明日、各班で1つずつ作品を作ります。
私の班のテーマは「鎌倉市の高齢化」。
鎌倉って海もあるし若者に人気のエリアかなと思ったら、
全国平均よりも実は高齢化が進んでいたんです。
どんな作品になるのか今からとても楽しみ!

明日もがんばります!

2014/03/01(土) 3月は初日から突っ走る!

3月は初日から突っ走る!

みなさま、こんにちは!
本日より1ヶ月間日記を担当することになりました、
慶應大学総合政策学部1年のわだめです。
念願の初日記!
3月の間、おつきあいよろしくおねがいします。

さて、実はこちらの日記を担当させていただくことになったのは、3月4日~31日までアラブの方へ留学に行くからなのですが、その経緯や予定、また自己紹介などについては後日詳しく書きますね!

というのも、実は今、1日から3日までは鎌倉で合宿しています!
私が学生事務局スタッフを努めるNGO(こども国連環境会議)で、現在宿泊型イベントを実施中。
3日までこちらでかけずり周り、4日から日本を発つというハードスケジュールを、
強行突破しようと奮闘するつもり。笑

そんな日程の初日の本日、各地を突っ走っておりました。
バイト(銀座)→大学(藤沢市)→鎌倉(夕食場所)→宿泊(横浜市)、、、。
パッキングが終わらず、昨日の就寝が朝5時。その結果、寝坊。30分バイトに遅刻。
昼過ぎに上がって、大学へダッシュ。渡航前MTGに途中合流。
ゼミのプロジェクトMTGは時間が押したため、椅子の準備だけ。
学校滞在時間1時間、かかった交通費片道1000円以上。
その後、江の電に乗って鎌倉へ。
NGOのメンバーに合流し、漁港で夕ご飯。海の幸に舌鼓。
はまぐりを初めて食べました、焼きました。ぷりっぷり!
ご飯の後は、参加者とともにバスで宿泊地・横浜市へ。
ふりかえりWSやスタッフMTGをこなし、
現在、みんなでお菓子を食べながらデータ集めの作業中です。
発見!鎌倉の観光客数すごい、けど高齢化も案外進んでる!

初日っから突っ走りすぎて、とても濃い1日でした。
最初っから長くなっちゃった。笑

明日は鎌倉市やシンクタンクなどと、事業仕分けのWSです!
あと1ヶ月もあるし、色々とこれから書いて行きますね!

【本日の支出】

食費飲食費 350円
交通費交通費 2,030円
合計:2,380円

トーキョー学生図鑑のカレンダー

AEC v1.0.4

トキヲ先輩のトーキョー学生図鑑紹介

トキヲ先輩のトーキョー学生図鑑紹介

オレ、トキヲ先輩。で、オマエ何年?
トーキョー学生図鑑は、パンフレットに載ってないリアルな
学生生活を伝えるサイト。大学のコネタも集めてるらしいよ。
「いいね!」押さないヤツは、学食でパン買ってきて!

マキヲ先輩のTwitter相談

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好きな言葉は「パッション」「ドリーム」そして「だるま」。マキヲ先輩です。
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トーキョー学生図鑑の学生サポーターが大学生の日常をつぶやきます。
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