桜美林大学の学生ワークショップ／リベラルアーツってなんだろう？

なお

自分の好きなこと、やりたいことが学べる学部です。

なお

ハイ！　よくいろいろな人から聞かれるので、わかりやすくそう答えるようにしています（笑）。桜美林大学には「言語・文学」「人文科学」「地域研究」「社会科学」「心理・教育」「数学・理科」「情報・環境」といった37の専攻プログラムがあって、幅広いジャンルの勉強ができるんです。

なお

国際協力について学びたかったんです。小学生のときユニセフの募金をするじゃないですか。そしたら、100円でノートが何冊買えるとか、注射が何本打てるとか、そういう話を聞いて、興味を持ったのが最初ですね。

なお

国際協力には英語も必要だろうから、高校も英語がしっかり勉強できる学校を選びました。中学時代から、そういうことが学べる大学を探していたんですけど、あんまりなくて。最終的な決め手はオープンキャンパスで、ある先生から「ここの大学だけじゃなくて、いろんな道があるから」という話をされたこと。それで、逆に桜美林で学びたい！　と思いました。

なお

よかったのは、とにかくいろんな知識や経験を持った人、いろんな境遇の人たちに出会えたこと。それは、ウチの大学だけに限ったことじゃないと思うんですけど。

なお

ゼミとか大学院の先生はもちろん、ボランティアやイベントを企画している先輩とか同級生とか。1年生の夏には、海外の貧困について知りたいと思ってフィリピンに研修に行ったんですけど、福祉やホテルなど、違う分野について学んでいるたくさんの友だちとも知り合うことができました。

なお

そこで先生から「日本にも貧困はある」と教わったんです。それがきっかけで、今は東京の山谷でホームレスの人たちと一緒にご飯をつくったり、医療相談会をするボランティアに参加しています。話してみると、ホームレスのおじさんたちってほんと面白くて、お父さんよりためになる話をしてくれるんですよ（笑）。

なお

「リベラルアーツ」のことや大学選びのことはもちろんですけど、私が勉強している国際協力や、ふだんやっている活動についてもお話できたらと思っています。海外研修の話もそうだし、ボランティアの話とかインターンの話とか。あ、将来どんな仕事につきたいか、とかも。

なお

大学生は、やる気さえあれば、ホントにいろんなことができます。大学の中だけじゃなくて、外にも活動の場所はいっぱいある。大学選びに時間をかけるのはもちろん重要だけど、いろんな人に出会ったり、何を学びたいと思うかが大事。そういうことを伝えられたらうれしいですね。