あき

センパイ、僕は「大学に遊びに行く」って感覚は間違っていないと思うんですけど、どうですか?

トキヲ先輩

急にどうした。つーか、「典型的ブンケー大学生」って何よ?

あき

文系って、理系に比べて、ある程度自由な時間も多いから、サークルとかバイトとか、勉強以外にもいろんな活動ができるじゃないですか。僕を含め、そういう勉強以外の活動中心の生活を送ってるのが「典型的ブンケー大学生」ですね。

トキヲ先輩

なるほど。あきはどうやって大学を選んだの?

あき

僕は浪人してるんですけど、現役で進学した同級生からも情報を仕入れたりして、とにかくいろいろ調べましたね。学部選びはもちろん、サークルとかアクセスとか、それこそ単位の取りやすさや男女比なんかも。

トキヲ先輩

勉強する気ないじゃん(笑)。

あき

いやいや、もちろん遊ぶためだけに行くのはどうかと思いますよ。でも、勉強以外の条件だって大学生活を充実させるための大事な要素。実際、サークルとかバイトとか、勉強以外のことも一生懸命できる人のほうが、就職も決まりやすい気がするし(※あき調べ)。

トキヲ先輩

遊んだほうが就職できる説! で、あきは何を一生懸命やってきたの?

あき

たとえば「東洋大学スポーツ新聞編集部」の活動ですね。箱根駅伝とか、大会の取材から記事作成まで、本当に充実してましたね。全国の大学を集めたスポーツ新聞コンテストを企画して、実現できたのもうれしかったです。

トキヲ先輩

へぇー。それって、すごいの?

あき

関西も含めて10大学ぐらいが集まって、プロの新聞社の方に審査してもらうんです。僕はもう新聞編集部を引退していますけど、今もコンテストは続いてます。

トキヲ先輩

当然、1位は東洋大学なんでしょ?

あき

いや、特別賞(笑)。

トキヲ先輩

あと高校生に伝えたいこと、ある?

あき

遊びでもバイトでも、何でもとりあえずやってみる。とにかくやってみて、面白ければ追求するし、つまらなければやめればいいんですよ。進学する目的は人それぞれなので、周りに流されずに、自分なりの目的を見つけてほしいですね。それがたとえ世間から見たら不純な目的でも(笑)。

トキヲ先輩

じゃ、最後に一言。

あき

誘われた飲み会は絶対行け!